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ボイトレにおすすめの防音室レンタル業者と注意すべきポイント

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ボーカル収録やボイトレで、防音室をレンタルできたら良いですよね。

「でも、レンタルはよくわからない」という人へ。

防音室のレンタルと購入、レンタルスペースとの違いを解説しています。

防音室は購入?それともレンタル?どちらがお得?

レンタルと購入の違いはズバリ!料金です。

以下の特徴を確認してください。

レンタル購入
メリット料金が安いずっと使える
デメリット使用期限があるレンタルより割高

レンタルの場合は、使用期限が限られている短期的な利用に向いています。

また、「実際にどんな使用感か確認したい」という初めて防音室を利用する人にとっても、料金が安く手軽に利用できるのでおすすめです。

一方、購入の場合、初期投資が大きいものの、この先何十年と自分のものとして使用し続けることができます。いつまでに返さないといけないという緊張感を感じる必要もなく、のびのび使い続けられることが大きなメリットです。

それぞれの特徴を比較して、自分にとって最適な方法を選んでください。

購入したらいつ元が取れる?防音室レンタルと購入を期間と費用で比較してみた

例)0.8畳×12ケ月(ヤマハセフィーネ)

ヤマハの防音室「セフィーネNS」を12ヶ月レンタルした場合です。

1カ月合計
レンタル12,100円145,200円
購入770,000円(一括)or 64,167円(分割)770,000円

*税込み *分割金額は四捨五入
参考:音レント/ヤマハの楽器・防音室レンタル

結論としては、購入したら”5年4カ月”使わなければ、レンタルより安くなりません!

もし購入して「こんなはずじゃなかった…」となった場合、痛い目に遭いそう。まずはレンタルの方が賢いかも?

レンタル防音室とレンタルスペースの違い

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レンタル防音室は月単位で使いたい人、レンタルスペースは時間単位で使いたい人に適しています。

それを踏まえて、以下の特徴を見てください。

レンタル防音室レンタルスペース
メリット1日中使えるレンタル防音室より安い
デメリットレンタルスペースより割高使用時間が短い

レンタルスペースは、1時間単位で使える多目的室です。注意点としてレンタルスペースは営業時間の関係で、24時間レンタルができません。

1日3〜5時間程度の短時間ならレンタルスペースのほうが割安になります。

レンタルスペースって本当にお得なの?

お手軽に利用できるレンタルスペース。単発利用できるので忙しい人にぴったりです。しかし、場合によっては防音室をレンタルしてしまった方がお得になる場合があります。

例)5時間レンタルスペースをした場合の利用料

レンタル防音室1カ月分の12,100円
レンタルスペース3,610円(1時間722円×5)

*税込み

例)全日利用でレンタルスペースをした場合の利用料

レンタル防音室403円(1カ月12,100円÷30日)
レンタルスペース10,500円

*税込み *【平日】全日貸10,500円/【土日祝】13,500円(7:00〜23:00)の場合

1日5時間利用した場合、レンタルスペース(722円/1時間)だと3,610円、一方でレンタル防音室(12,100円/1ヶ月)は1ヶ月分の12,100円かかります。

ただし、レンタルスペースを1日全日利用した場合10,500円となるため、レンタル防音室の1ヶ月分(12,100円)とほぼ同額になります。

つまり、全日利用を2日以上する場合はレンタル防音室を借りた方がお得になります。(*商品による)

レンタル防音室なら「朝起きてすぐ」「寝る前の10分だけ」と好きなだけ自由に歌えます

防音室をレンタルするときの6つの注意ポイント

レンタル防音室を利用するときに注意すべきポイントをまとめました。

*商品により異なる場合がありますが、一般的な注意事項を解説しています。

レンタル料金を確認する

1カ月単位で換算されるため、レンタル開始日とレンタル料をチェックしましょう。

防音室のレンタルは日割り計算には対応していません。

レンタル開始日は防音室の取り付け工事完了後、翌月1日に設定されます。

例)4/1に契約した場合

4/15に工事完了4/16~使用可能どの場合も料金は同じ!
4/25に工事完了4/26~使用可能

工事日が早ければお得感もありますが、専門業者との調整なので混み合う時期もあります。

いつからレンタル料が発生するか、業者と必ず確認をとってください!

レンタル期間を確認する

レンタル可能な期間は、最短12カ月~48カ月まで(商品による)。

期間内であれば延長可能です。

「最短12カ月」です。つまり1年は家に設置しないといけないということです

エアコンの取り付けを確認する

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防音室の中にエアコンが取り付けられないケースがあります。

  • 室外機を置くスペースがない
  • エアコン配管用の貫通口がない
  • 壁の外側に40cm以上のスペースがない
  • エアコン専用電源(100V・15A)がない

これらの条件に該当する場合、防音室へエアコンを設置できません。

配送料・解体料・エアコン取り外し料を確認する

返却する際の配送料・解体料・エアコン取り外し料は、レンタル料金に含まれません

納入時のみ、運送・組み立て・エアコン取り付けは含まれます。ただし、以下の場合は追加費用となります。

  • 階段を上げ下げする環境
  • エアコンの追加工事

これらの費用は業者へ直接支払います。(業者により金額は異なる)

  • 配送24,200円~
  • 解体29,700円~
  • エアコン取り外し12,100円~

レンタル料金以外もお金が発生する、と思っていた方が良さそう

登録料の有無を確認する

毎月のレンタル料に加え、レンタルシステムの利用には2,200円の登録料が必要です。

特定の会員であれば免除されますが、それ以外は初回の支払いで求められます。

賃貸物件の注意点を確認する

ユニット型の防音室であれば、賃貸にも影響はありません。

ただし、以下に気をつけてください。

  • 防音室の重量(木造住宅の場合)
  • 不動産会社やオーナーの許可
  • レイアウトの制限

セミオーダーでもレンタルできますが、どちらにしてもオーナーの許可が必要です。

ボーカル防音室のおすすめレンタル業者

おすすめのレンタル防音室をご紹介します。現時点ではヤマハの音レントのみサービスが使えるようです。

*カワイ防音室とOTODASUは販売のみ(2023年2月NonSii調べ)

ボイトレやボーカル収録に利用してください!

音レント/ヤマハ

引用:ヤマハ 音レント

ヤマハの音レントの防音室は、新品とUSEDから選べます。

USEDは、新品より少し費用が控えめ。

ただし、在庫分のみなので、納入までに2週間以上かかることもあります。

申し込みのタイミングによっては、希望のサイズを用意できない時期も。(USED品は、HPから在庫状況を確認できる)

地域により在庫状況は異なるので、サイズやレンタル期間に希望があれば新品を考えてください。

サイズ料金(税込み)重量
0.5~3畳10,890~22,110円/月294~376kg

>>公式サイトはこちら

レンタル防音室以外の防音対策方法とは?

防音室をレンタルできない場合、防音アイテムを試してみましょう。

  • 防音カーテン
  • 防音スポンジ
  • ダンボール防音室
  • 簡易防音室
  • 防音マイク
  • 防音パーテーション

その上で本気モードの練習には、ボイトレ教室やカラオケへ行ってください。

窓を閉めて小さな声(ハミング程度)で歌えば、音漏れすることはありません。

ただ、それはボイトレとは呼べないかもですが…

レンタル防音室なら24時間歌いたい放題♩

ボーカル収録やボイトレには、レンタル防音室がおすすめです。

「たくさんボイトレしたい」「レンタルスペースまで通うのは大変だ」「忙しくて都合が合わない」

そんな場合は、おうちで24時間利用できるレンタル防音室を検討しましょう。

好きなことが、好きなときにできる。そんな幸せを手に入れてください!

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NonSii編集長。3歳の男児を育てる一児の母。趣味はいつまでも美容とファッション。自分が音に敏感な方だと気付き、防音に目覚める。常に筋肉痛。

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