【生後0〜6ヶ月】赤ちゃんの夜泣き予防アイテムおすすめ5選
0歳の育児、しんどくないですか?
株式会社マムズが出産した女性321名に「産後」に関する実態調査をしたところ、産後2ヶ月で大変だった育児第1位が「夜泣き」、第2位は「寝かしつけ」という回答だったそう。(参照:PRTIMES)
産後ママの10人中7人も赤ちゃんの夜泣きに苦労しています。これは大問題じゃありませんか?
今、赤ちゃんの夜泣きに悩んでいるなら、必ずママが休める対策をとりましょう。
本記事は「生後0〜6ヶ月の赤ちゃんがぐっすり寝てくれる夜泣き予防アイテム」の紹介になります。
3時間以上眠れていない産後ママ、必見です
生まれたての赤ちゃんが寝ない理由3つ
赤ちゃんは、お腹がすいた、おむつが濡れていて気持ち悪いなどを、泣くことで訴えます。
しかし一方で、はっきりした原因もないのにギャン泣きすることが、健康な赤ちゃんにもあるのです。
生後5ヶ月ごろまでに起こる”どうしようもできない泣き”の理由を3つ紹介します。
「仕方がない」と知って、少しでもママの気持ちがラクになりますように
モロー反射するから
モロー反射とは、生後0〜4ヶ月ごろまでに起こる音や光などの刺激を受けてビクッとしてしまう動きのこと。
ゆっくりとバンザイするように腕を広げて、まるで何かにしがみつくような反応を見せます。
この反射は、赤ちゃん自身の身を守るための反応と考えられていて、首が座り始める生後3、4ヶ月から少しずつなくなっていきます。
正常な反応ではありますが、モロー反射の頻度が多くて眠れず苦しんでいる赤ちゃんは多いです。
「おくるみでモロー反射を防ぐ」ことを助産師さんが推奨しています
まとまって眠れないから
生まれて間もない赤ちゃんの体内時計は、まだ未発達。
3~4時間おきに浅い睡眠(レム睡眠)を繰り返すため、大人のように深い眠りでぐっすり眠れるわけではないのです。
個人差はありますが、生後4ヶ月ぐらいになると、夜に8〜10時間ほど眠れるようになり、生後8ヶ月には大人と同じような体内時計ができあがる赤ちゃんもいます。
生後4ヶ月を過ぎても小刻みに起きてしまうのなら、夜泣き対策をとったほうがいいかもです
パープルクライングだから
パープルクライングとは、理解不能な泣きのこと。
生後2週間ごろから生後2ヶ月ごろをピークに生後5ヶ月ごろまで続きます。
泣き方の特徴の頭文字をとって、覚えやすいようにPURPLE(パープル)と呼ばれています。
P:(Peak of crying)ピークがある
生後2〜3ヶ月でピークを迎え、その後減っていく
U:(Unexpected)予想できない
はっきりした理由がなく予測不能
R:(Resists soothing)なだめにくい
なだめても泣き止まない
P:(Pain like face)痛そうな表情
痛くなくても痛そうに見える顔をする
L:(Long lasting)長く泣く
1日5時間以上のこともある
E:(Evening )夕方泣く
夕方や夜に泣きが集中することが多い
上記が、パープルクライングの特徴です。
ママが悪いわけじゃない、誰も悪くない
夜泣き予防アイテムの選び方
生まれて間もない赤ちゃんは”不安”なのです。だから、泣いてしまいます。
赤ちゃんに安心を与えるためのポイントをまとめました。
胎内に近い状態にする
厚生労働省が推奨する夜泣き対策に「お腹にいた時の状態を思い出させる」という記載があります。
お腹にいた時の状態とは、以下の3つ。
- 胎内にいた時の血管音に近い「シー」という音
- ビニールをくしゃくしゃさせたときに出る音
- 掃除機の音
胎内音を作れるアイテムなら、赤ちゃんがママを感じられます。
暑くもなく寒くもない状態にする
赤ちゃんが過ごしやすい部屋の適温は、およそ20度〜25度ぐらい。湿度は50%〜60%ぐらいに保ちましょう。
赤ちゃんは体温調節能力がまだ発達していないので、大人が注意して環境を整えてあげることが大切です。
赤ちゃんが快適に過ごせるアイテムを取り入れましょう。
お友だちをつくってあげる
思い出してみてください。子どもの頃、好きなタオルケットやぬいぐるみはありましたか?
フランスでは、慣れ親しんだ匂いや肌触りのものがあることで、赤ちゃんが安心できるという考えがあります。その考えから赤ちゃん一人あたり平均13個もぬいぐるみを所持しているのだとか。
入眠を助けてくれる、赤ちゃんのお友だちをつくってあげましょう。
おすすめ夜泣き予防アイテム5選
生後すぐに使える夜泣き予防アイテムを紹介します。
モロー反射を防ぐおくるみ
引用:Amazon
生後すぐに必要なのはコレ。『モロー反射を防ぐおくるみ』は欠かせません。
モロー反射は赤ちゃん自身の意思とは関係ない動き。
「モロー反射が原因で眠れず泣いてしまう場合はおくるみで防いであげる」が正解で、助産師さんも推奨しています。
バスタオルのようなおくるみとは違い、着せるだけで「ママのお腹の中にいた姿勢」を再現して、夜泣きを予防します。
手足を拘束しているように見えますが、伸縮性のあるおくるみなら問題ありません
ドゥドゥ
引用:Amazon
寝るときのお友だちになるのが『ドゥドゥ』。
ドゥドゥとは、フランス語で赤ちゃんが肌身はなさず持ち歩く愛着のあるブランケットやぬいぐるみのこと。
いつでも一緒に過ごすことで、ママやパパのにおいが移って、ひとりでいるときも安心感を与えてくれます。
フランスの赤ちゃんは1人で眠れるといわれていますが、実はお気に入りのドゥドゥと一緒に眠っているのだそう。
まだ決まったお気に入りアイテムがなければ、ドゥドゥをはじめてのお友だちに。
ドゥドゥがママの代わりに寝かしつけ担当
ジゴトゥーズ
引用:Amazon
『ジゴトゥーズ』とは、赤ちゃん用寝袋のこと。 スリーパーやスリーピングバッグとも呼ばれています。
赤ちゃん用のお布団セットは売っていますが、実は0歳の赤ちゃんに掛け布団はいりません。
なぜなら鼻や口をふさぐことによる窒息リスクや温め過ぎによる乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクがあるからです。
ジタバタして布団をかけない赤ちゃんには、ジゴトゥーズで体温調節すると、ぐっすり寝てくれますよ。
生後すぐは「おくるみ」、モロー反射がなくなる6ヶ月以降は「ジゴトゥーズ」がベストコンビ
ホワイトノイズオルゴール
引用:Amazon
物音に敏感な赤ちゃんには『ホワイトノイズオルゴール』がおすすめ。
ママの胎内音を流してくれるスグレモノで、スイッチONするだけで耳の良い赤ちゃんを安心させてあげられます。
ホワイトノイズオルゴールを流していれば、他の雑音を排除する効果も。パパの帰宅した時のドア音でケンカ!も防ぐ副次効果もあります。
ホワイトノイズオルゴールで、家族みんなが癒される!
防音カーテン
引用:楽天市場
夜泣き予防アイテムではありませんが、『防音カーテン』でも夜泣き予防ができます。
防音カーテンの特徴は「防音・遮光・断熱」の3つの機能があること。
冬あたたかく夏涼しいし、昼間でもお昼寝させやすい暗さにできるので、赤ちゃんの寝る環境をハイクオリティにさせることが可能。
特にアパートだと夜泣きがご近所にも響くから、騒音トラブルを防ぐ効果も期待できます。
今あるカーテンを変えるだけでいいから、忙しいママパパにぴったり
夜泣き予防アイテム比較表
ドゥドゥ | おくるみ | ジゴトゥーズ | ホワイトノイズオルゴール | 防音カーテン | |
価格 | 3,000〜5,000円 | 3,000円〜5,000円 | 3,000円〜1万円 | 3,000〜6,000円 | 3,000〜2万円 |
対象年齢 | 生後すぐ〜5歳ごろ | 生後すぐ〜1歳 | 生後すぐ〜3歳ごろ | 生後すぐ | 生後すぐ |
効果 | 安心感、お友達のような存在 | モロー反射、体温調節、窒息リスクや乳幼児突然死症候群(SIDS)の回避 | 体温調節窒息リスクや乳幼児突然死症候群(SIDS)の回避 | 胎内音の聞き流し、夜間授乳のライト | 防音・遮音・遮光、断熱 |
まとめ|たかが夜泣き、されど夜泣きです。どうか我慢しないでください
たしかに、月齢とともに赤ちゃんは長く眠れるようになります。
しかしその日は1日でも早く来た方がいい。
だから、どうか「私が耐えればいい」と我慢しないでください。
夜泣き予防アイテムの活用で、ママパパ、赤ちゃん、みんながぐっすり眠れることを願っています!