騒音に悩まないお部屋づくり対策5選|賃貸だってリラックス
コロナによってお家で過ごす時間を重要視する人が増えています。
ハウスコム株式会社が行ったコロナ後の部屋選びとライフスタイルに関する調査データによると、賃貸物件に”防音性の高さ”を重視する人が増加した、という結果が出ているのだとか。(引用:URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000167.000029713.html)
たしかにわざわざ遠出しなくても家でゆっくり過ごせるのっていいですよね。
しかし、家にいても「騒音」で落ち着かないのでは、せっかくの休日もイライラしてしまってリフレッシュできないのでは?
本記事では、賃貸でもできる騒音に悩まないお部屋づくり対策をご紹介します。
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防音性が低い部屋の特徴とは。あなたの賃貸物件は大丈夫?
そもそも防音性の低い賃貸物件とはどんな部屋なのでしょうか?もしあなたのお部屋が防音性の低い部屋の特徴に当てはまったら、防音対策をしてみるのがおすすめです。
壁が薄い
壁が薄いと防音性が良くない、なんて誰もがわかる事実。
では、どういう壁だと薄いのか?2パターン紹介します。
①一般的なマンションやアパートなどの集合住宅の場合
原則として、自宅の玄関ドアとお隣さんの玄関ドアとの間隔=壁の厚さ、であることが多いです。
両方が玄関ドアを開けたときに背中合わせのようになっているマンションやアパートの場合は、99%「玄関ドアの距離=壁の厚さ」と考えていいでしょう。
つまり、玄関ドアと玄関ドアの距離が近いほど、壁の厚みが薄いということ。
隣との玄関ドアの距離が近いなーと感じた人は、壁の防音対策をしたほうが良いでしょう。
②部屋が横並びでないor全ての部屋の玄関ドアが等間隔で同じ方向に開くマンションやアパートの場合
部屋が横並びでなかったり、玄関ドアの開く方向が全て一緒の集合住宅の場合は、上記①の方法では壁の厚さはわかりません。
ではどう見分けるかというと、「室内の柱や梁」があると、壁が薄い可能性が高いです。
柱や梁というのは、部屋の出っぱりのこと。平らな壁だけでなく柱や梁を使って建物を支える構造のことをラーメン構造といいますが、このラーメン構造だと壁の遮音性が低めであることが多いです。
対して、柱や梁を使わずに壁の強さだけで建物を支えている壁式構造は、頑丈で厚みのあるコンクリートが使われているので遮音性が高いです。
ラーメン構造:遮音性低い
壁式構造:遮音性高い
高層マンションor鉄筋コンクリート造なのに壁が薄いかも・・と思う場合、建物の構造が関係していることが多いです。
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壁の素材がよくない
壁の素材も部屋の防音性を見るときに大事な項目です。
集合住宅の壁には、主に「石膏ボード製の壁」と「コンクリート製の壁」の2種類があります。防音製が低いのは、石膏ボード製の壁です。
石膏ボード性の壁とコンクリート製の壁の特徴は以下の通りです。
石膏ボード製の壁の特徴
重量が軽く、雑音や生活音を通しやすい。
壁をノックしたときに「ゴンゴン・コンコン」と響くように聞こえれば、石膏ボード製の可能性が高いです。
コンクリート製の壁
重量があり、雑音や生活音を通しにくい。
「トットッ・コッコッ」と比較的小さなノック音であれば、コンクリート製の壁である可能性が高いです。
判断が難しいですが、軽いノック音だなっと即判断できるようであれば、防音性の低い壁だといえます。
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大きい窓がある
外の騒音の入り口は、99%窓です。
というのも、窓は壁に比べて厚みもないため、遮音性能が壁部分に比べて半分程度しかないからです。
もし住んでいる部屋に大きめサイズの窓がある場合、その窓から騒音が入ってきていると考えられます。
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窓枠(サッシ)の性能が悪い
窓の大きさも重要ですが、最も注意すべき場所は「窓枠(サッシ)」です。
築年数のたっている古めの建物や品質が決していいと言えない建物だと、窓のアルミサッシと窓ガラスの立て付けが明らかに悪いケースがあります。
「窓がスムーズに動かない」「窓がピッタリ閉まらない気がする」場合は、窓枠から騒音が侵入しているでしょう。
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室内ドアに隙間がある
ドア下って意図的に隙間が作られています。なぜなら、室内の換気工場のため、です。
換気にはなりますが、この隙間が音漏れの原因になっているケースがあります。
隙間を埋めるだけで遮音性がアップします。
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まとめ|休日をリラックスして過ごせるように
以上、賃貸でもできる騒音に悩まないお部屋づくり対策のご紹介でした。
せっかくの休日です。静かで落ち着けるお部屋にしましょう。
読書したりNetflix見たり、リラックスして休日が過ごせるようになるとイイですね♩