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迷惑をかけない子育て防音対策!おすすめ防音アイテムのご紹介

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「静かにして!」と言っても静かになるはずのないわが子に、疲れていませんか?

キーキー騒いだり、ドタドタ家の中を駆け回ったり、いつご近所からクレームが来るのか…と心穏やかじゃないはず。

今は優秀な防音グッズがたくさん揃っているので、ここは一つ、防音対策アイテムに頼ってしまうのをおすすめします。

本記事ではママパパ必見の「迷惑をかけない子育てができる防音対策」のご紹介です。

子供の出す騒音の種類と特徴

子供の出す音って具体的にどの程度の騒音レベルなのか、まとめてみました。

結論から先に言うと、子供の声は科学的にかなりうるさいと感じるレベル…。声のボリュームで言うと、子供の遊び声は70dB以上と考えて良いと思います。

多くの人は60〜70dBから「うるさい」「やかましい」と感じるので、子供の声をうるさいと感じるのは自然現象だったりします。(子育て世代にはキツイ現実ですが泣)

参考引用①↓

2014年、神戸市の保育園の「子供の声」をめぐって近隣に住む男性が保育園を経営する福祉法人を相手取り、より強固な防音設備の設置と100万円の慰謝料を求める裁判を起こした、原告の男性は「子供の声」を測定し、その騒音レベルは70dBを超えているという事実を裁判所に提出している。

参考引用②↓

園庭遊びの時の結果に比べて、室内であるため騒音レベルはかなり大きく20人程度でも80dBを越しているデーターも見られる。(保育園での子供の遊び声に関する騒音測定調査)

ちなみに、人の声の周波数は以下の通り。

子供の遊び声1,000〜2,000Hz
子供の奇声3,000 HZ程度
成人男性の会話125〜250Hz
成人女性の会話250〜500Hz

子供の遊び声の周波数は1,000〜2,000Hzなのに対して、成人男性の会話の声は125〜250Hz、成人女性の会話の場合は250〜500Hz。子供の声はかなり高い声だと言えます。

それに、子供が興奮した時に出す「キーーー!」「キャーーー!」という奇声は約3,000Hzにも及びますが、人間が最も強い不快感を感じる周波数は2,000〜4,000Hzです。

つまり、子供の声は不快に感じる音に部類されるということになります。

子供が騒ぐのは仕方のないことだけど、できる限りの防音対策をしたほうが良さそうです。。

足音

子供の足音は、50〜67dBです。

参考引用:生活騒音にご注意/浦安市

dBの数値だけ見ると足音は声よりはマシかなーと思いがちですが、足音は直接面していない床や壁にもドタドタ音が伝わる可能性があります。

つまり、足音は下の階だけでなくマンションやアパートの両隣や上階、斜め上下の部屋などに響く可能性があるということ。

(それに、子供は基本うるさい歩き方代表であるかかと歩きをするし、よく走るし、よくジャンプもしますしね・・。尚うるさく感じるでしょう)

声だけでなく、足音対策も必須、ということになりますね・・。

ドアや窓を閉める音

soundproof-toilet-door

木製ドアを閉める音は60dB。

ただ子供は加減を知りません。ドアをゆっくり閉めるなんて基本しないので、必ず思いっきりドアを「バタン!!!」と閉めます。

となると、60db以上の音を出していることになります。

ボールの音

ボールのドリブル音は65〜75dB程度に及ぶそう。

最近、公園でボール遊びを禁止にしている公園も増えているのはそういった事実からでしょう。

もし公園でボール遊びできないからと自宅付近の道路でボール遊びしてる場合は、危険なだけでなく騒音になりますので、必ずボール遊びのできる公園で遊びましょう。


0円でできる子育て防音対策3選

まずはすぐにできる防音対策から始めてみましょう。

窓を閉める

家の中で1番音漏れする箇所は窓です。

窓を閉めるだけで80dBの音を55dBにまで下げることができます。人は10dB下がると聞こえていた音が半分程度に感じられると言われていますので、効果はバツグン。

つい「自然の風が気持ちが良い」「空気の入れ替えをしよう」と窓やドアを開けっぱなしにしがちですが、窓を閉めるのは、思っている以上の騒音対策になります。

カーテンを閉める

窓ガラスの厚みって実はたったの3〜5mmしかありません。どれだけ弱いかというと、壁は150mmあるのでその差は約30〜50倍にもなります。(壁って強い!)

つまり、窓ガラスは音をかなり通す箇所だということ。

窓ガラス単体にせずに、カーテンを必ず閉めて遮音効果を高めましょう。

▼防音カーテンになら遮音効果UP

シャッター(雨戸)を閉める

シャッター(雨戸)を閉めた遮音効果は、残念ながら「あまり高くはない」そう。

というのも、雨戸は耐候性を重視するために軽量化した鋼板やアルミなどを使用してるので、音を遮る厚みや重量はない、のだとか。(参考引用:内窓DIYポータル)

それでも「無いよりはあった方が良い」というレベルにはあるので、夜間は必ずシャッターを閉めるようにしましょう。


おすすめ子育て防音対策アイテム8選

やはり、手強い子供の出す騒音には”優秀な防音対策アイテム”で立ち向かいましょう!おすすめの防音アイテムのご紹介です。

「声」の対策

子供の”騒ぎ声”対策アイテムのご紹介です。

二重窓(二重サッシ・内窓)

『二重窓』とは元々ある窓の内側に新しい窓を設置する防音対策のこと。

防音できる数値を見ても、家防音No. 1は二重窓といっても過言ではないでしょう。

元々ある窓の防音効果は-20dB程度しかありませんが、二重窓を取り付けると-40dBにまで遮音効果を上げることができます。

わが家もリビングに二重窓を取り付けましたが、外の通行人の声(もちろん子供の声も)が家に入ってこなくなったし、わが家の音漏れもなくなったし、二重窓神だと思っています!

▼二重窓のコラムはこちら

隙間テープ

『隙間テープ』とはドアや窓の接触部分に貼って戸あたり部分の隙間を埋めるスポンジ状のテープのこと。

隙間を埋めることで気密性が上がるので、結果として音漏れを防ぐことができます。

100均でも購入できるので、家防音初心者の方におすすめです。

▼おすすめ隙間テープの紹介記事はこちら

防音カーテン

防音・断熱・遮光効果を持つ『防音カーテン』。

防音カーテンというとデザインが業務用っぽいのしかないのでは…と思われがちですが、今は高品質でおしゃれなカーテンが種類豊富に揃っています。

今までのカーテンを交換するだけでOKなので、まずはリビングだけでも防音カーテンに変えてみるのもアリ!

▼デザイン◎のおすすめ防音カーテン記事はこちら

防音ウレタン

吸音効果に優れている『防音ウレタン』。

壁や天井に貼るだけで、音の反響を抑える効果があります。

子供の遊び場スペースにだけ貼るという”部分使い”もできるところが使いやすくて、ポイント高いです!

▼おすすめ防音ウレタンの紹介記事はこちら

換気扇

見落としがちなのが『換気扇』。換気扇は家の中で唯一外と繋がっている箇所です。

窓を閉めているのにどこからか雑音が入ってきている場合、換気扇が原因かも。

外からの音が入ってきているということは、わが子の遊び声も外に漏れているということなので要注意です。

▼換気扇防音アイテムについての記事はこちら


「足音」の対策

子供の”ドタバタ足音”対策アイテムをご紹介します。

ジョイントマット

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子育て世帯ならほぼ使っているであろう『ジョイントマット』。

ジョイントマットで防音効果を感じたいならマットの厚み2cm以上がおすすめ。

クッション性が格段に上がり、足音軽減に効果がありますよ。

▼おすすめジョイントマットの紹介記事はこちら

防音カーペット

ふわふわした質感が好みなら『防音カーペット』がおすすめです。

カーペット生地は踏み心地が良いので、リラックス効果も。

防音機能の他に、防ダニや防汚加工もついてるカーペットもあるので赤ちゃんや小さいお子さんがいても使いやすいですよ。

▼おすすめ防音カーペットの紹介記事はこちら

防音スリッパ

3歳ぐらいから使える『防音スリッパ』。

かかと部分がゴムになっているタイプや動物柄などお子さまが気に入りそうな吸音性の高いスリッパが数多くあります。

ママパパとリンクコーデできるスリッパもあるので、もしかしたら喜んで履いてくれるかも!?

▼おすすめ防音スリッパの紹介記事はこちら


トラブル発生を避けるためにできること

とはいえ、完全に子供の騒音を防ぐことは不可能です。

前もって騒音トラブルを回避できる方法をまとめました。

ファミリー物件に住む

3DK以上のファミリー向け物件なら、同じ子育てファミリーが多くいるので理解してもらえる確率が上がります。

子供の人数が多ければ、1階に住むことで下の階への足音の苦情を心配せずに済みます。

ご近所とコミュニケーションをとっておく

近所の人と良好な関係を築けている場合、トラブルに発展することが少なくなります。

子供の騒音で迷惑をかけていないか尋ねたり、気にかけることで、相手側も悪い気はしません。

許してもらえる関係作りは大事です。

第三者に相談する

マンションや賃貸物件に住んでて騒音のクレームがあった場合は、まず管理会社に相談しましょう。

世の中いろんな人がいます。言った言われたのトラブルを防ぐためにも、第3者を挟んで相談するのが最も無駄な争いを防ぎます。

自分で直接意見せず、必ず管理会社を通して解決するようにしましょう。

柔軟な態度をとる

うるさくしたり迷惑をかけてしまったら「すみません」と一言謝るだけで、事はだいたい収まります。

「子供だからうるさいのはしょうがない」と横柄な態度をとっていたら、相手は面白くありません。

他人を不快にさせてしまった時点で、申し訳なかったという態度をとっておきましょう。。


防音アイテムを利用して、ママパパ少しでも休んでください

以上、迷惑をかけない子育て防音対策でした。

子供のために毎日がんばっているママさんパパさん、本当にお疲れさまです。

今回ご紹介した防音アイテムで、少しでも休める時間が増えますように。願ってます!

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NonSii編集長。3歳の男児を育てる一児の母。趣味はいつまでも美容とファッション。自分が音に敏感な方だと気付き、防音に目覚める。常に筋肉痛。

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