• HOME
  • 家の防音
  • 夜でも洗濯機が回せる『防振マット』はコレ!おすすめの洗濯機防音対策は?

夜でも洗濯機が回せる『防振マット』はコレ!おすすめの洗濯機防音対策は?

Thumbnail-soundproof-laundry
スポンサーリンク

「ガタガタッ、ガタガタッ」

夜や早朝に洗濯機を回したいって思ったときに、悩むのが”音”。

洗濯機の音って結構うるさくて、「下の部屋の人に迷惑かな…」と罪悪感に駆られますよね。

特にワンルームや築年数が古い物件だと周りに音が響いて、洗濯機を回している間はそれこそ電話もできないくらい。

今回は夜中でも気にせず洗濯できる『置くだけでOKの防振マット』のご紹介です。

馬が走ってるのか?ってくらいうるさい洗濯機、どうにかしましょう

洗濯機がうるさいのはなぜ?”動作音”と”設置環境”が原因です

洗濯機のガタガタ音の正体は、主に2つ。

「洗濯機の構造による動作音」「設置環境」に問題があるからです。

それぞれの問題点を解説します。

洗濯機の構造による「動作音」について

洗濯機は、洗濯槽を回転させるモーターやポンプ、水の循環などの動作によって、騒音や振動を発生させます。

  • モーターによる振動:モーターの回転によって洗濯槽が振動し、騒音や振動が発生します
  • 水の循環による騒音:洗濯機が水を入れたり排水したりするときに、水の流れによって騒音が発生します
  • 不均衡による振動:洗濯物の量や重さが均等でない場合、洗濯機がバランスを崩し、振動や騒音が発生します

洗濯機は構造上”揺れて騒音を発生させます”。防振マットで揺れを抑えましょう

洗濯機の「設置環境」について

洗濯機の設置環境によっても、騒音や振動は起きます。

  • 洗濯機が水平でない:洗濯機自体が水平になっていないと洗濯槽が正常に回らないため、騒音や振動が大きくなります
  • 床が弱い:床が重さに耐えきれず歪むことでも洗濯機はうるさくなります
  • 壁や天井の素材:アパート物件だと壁や天井の素材が薄く音を吸収しないので、洗濯機の騒音が周りに響きます

洗濯機の下に防振マットを敷いて設置環境を改善しましょう

その他考えられる問題

設置環境も問題なさそうなら、他に問題があるのでしょう。以下のことを確認してみてください。

音の大きいメーカーの洗濯機を使用している

洗濯機の脱水の音が大きいと言われるメーカーは2つ。

  • 日立 5kgサイズ 単身用洗濯機
  • Haier(ハイアール)単身用洗濯機

この2つに当てはまる洗濯機ユーザーの方は騒音になるのは構造上仕方がないです。防振マットで対策しましょう。

脱水の音を消す!おすすめ防振マット6選

Soundproof-laundry

この中から選んでおけばまず間違いないという防音メディアNonSiiがおすすめする防振マットをご紹介します。

置くだけで効果バツグン+どれも2,000円以下で購入可能です!

WAKI 和気産業 ハイパー防振ゴムマット EGH005

振動マット

引用:楽天市場

耐荷重:約300kg
サイズ:70φ×厚み25mm(円タイプ)
素材:非移行性EPDMゴム

約300kgの耐荷重がある『和木産業のハイパー防振ゴムマット』。大きめのドラム式洗濯機ユーザーはこれ一択かと思います。

というのも、洗濯容量10kg以上のドラム式洗濯機の場合、洗濯する時の総量が100kg超えの可能性あり。

その点、ハイパー防振ゴムマットなら他社の約2倍の耐荷重があるので、重量オーバーにならずに毎日安心して洗濯できます。

非移行性EPDMゴム素材なので、耐久性はもちろん色移りもしない素材で使いやすいのもメリットポイント!

サイズ制限があって脚部分が40〜60mmまでなら装着可能。寸法を確認してから購入しましょう


東京防音 ニューしずか tw-660

ニュー静か

引用:楽天市場

耐荷重:約100kg
サイズ:幅60×長さ60×厚み9mm(キャスター受部 直径44mm×6mm)
素材:ハネナイトゴム

ガタつきを抑えたいなら『ニューしずか』の防振マットはいかがでしょう。

ハネナイトという特殊なゴムを使っており、天然ゴムの約10倍も振動を防ぐ効果があります。

ニューしずかを設置したら脱水時のひどい騒音が軽減し、夜や朝早くに洗濯機が使えるようになって生活QOLが上がったというレビューもあります。

ガタつきやすい二層式洗濯機安価なハイアール製の洗濯機を使用されている方に特におすすめです。

約10db程度の振動音減少を体感している方が多いです(*-10dbとは元々の音が半減するくらいのこと)


ゼロキーパー

ゼロキーパー

引用:楽天市場

耐荷重:約200kg
サイズ:60×60mm 厚さ9mm
素材:天然ゴム

2021年に発売した『ゼロキーパー』の防振マットはどんな脚部でも使える両面タイプ。

耐荷重が200kgもあるので、大型ドラム式洗濯機以外のほとんどの洗濯機で問題なく使用できます。

既存の他社商品と比べると薄くて小さめサイズなのが特徴。設置しててもあまり目立たないので、インテリアの邪魔をさせたくない見た目重視派の人に特におすすめ。

3Dメッシュ構造で、衝撃を縦方向と横方向に分散して振動を軽減。設置前と設置後では12.7db軽減したというデータがあり、防音性も問題ありません。

新製品ならではの対策がされていて、ほぼ欠点が見当たりません!


iHouse all

防音シート静音しずか

引用:楽天市場

耐荷重:約100kg
サイズ:–
素材:ジェル

ゴム素材より柔らかい『iHouse all』の静音ジェルは、ゴムと同等の振動吸収に優れている素材の一つです。

震度7の地震にも耐えられる設計なので、振動を抑えるパワーが強力です。

リビング床まで届くほどだった洗濯機の脱水時の振動が、ほとんどなくなったというユーザー意見もあるほどです。

ただ洗濯機の重さでゲルにじわじわめり込んでしまい設置が難しいのが難点。

サイズも小さめなので、ドラム式のような大きい洗濯機の場合は使用に注意が必要です。

黒い防振ゴムで効果がなかったという方は、試してみる価値ありです


トラスコ 防振パット

引用:楽天市場

耐荷重:-
サイズ:10×300×300mm
素材:天然ゴム

簡単にカッターで必要な分だけカットできる『トラスコの防振パット』。

洗濯機の四隅だけ使うのであれば、これ一枚で冷蔵庫エアコン室外機用としても使い回すことができてコスパ◎。

もちろん切らずにそのまま洗濯機を乗せることもできるので、4つの脚を個々に設置する防振マットよりガタガタしないで設置がラクなのもメリットです。

初めはゴム臭さがあるので、しばらく外において臭い取りしたほうがいいようです


防振マット以外の対策方法は?

Soundproof-laundry

「防振マットだけでは効果がなかった」「防振マットは何かイヤ・・・」という方向けに、防振マット以外の振動対策をご紹介します。

洗濯機かさ上げ台

洗濯機かさ上げ台

引用:Amazon

因幡電工のふんばるマン』と上記で紹介した『ニューしずか』の防振マットの合わせ技で、更なる振動防止を狙うのもあり。

この「ふんばるマン」の上に「ニューしずか」を接着剤等でくっつけたものの上に洗濯機を置くと、ほぼ無音状態にまで音が激減するのだとか。

どうしても洗濯機の振動を抑えたい人は試してみる価値ありです。


引用:Amazon

防振マットよりも振動抑制が薄れてしまいますが『Lifinsky』のかさ上げ台という対策方法もあります。

かさ上げ台を使うことで、

  • 掃除がしやすくなる
  • 上下の高さ・長さを調整できるので洗濯機を水平に保てる
  • 排水口が真下にあるタイプの場合排水の流れが良くなる

といった効果が期待できます。

洗濯機の振動抑制プラスαの効果を求めている人は、試してみてください。


吸音材

引用:Amazon「吸音材

洗濯機騒音の大半は床を伝って響く振動音ですが、一部の音は空気を伝って響きます

この空気を伝う音を軽減するためには『吸音材が効果的。洗濯機近くの壁に貼るだけで、洗濯機から出る音を吸収してくれます。

▽▼東京防音の吸音材がおすすめ。1枚500円ほどで購入可能。ポリエステル材だから水分を含みにくくカビの発生も心配なし。安心して水回りに使えます。

防音スリーブ

窓や床に防音対策をしていても「換気扇から音が漏れる」可能性があります。

特に賃貸の場合、ほとんどの物件で換気扇の防音対策は行われていません。

洗濯機の設置場所が通気口や換気扇に近い場合は、換気扇の防音対策もセットで行うと◎。

おすすめの洗濯機防音グッズの選び方まとめ

上記で紹介した洗濯機防音グッズをわかりやすくまとめました。ぜひ参考にしてください。

大きめドラム式洗濯機ユーザーにはコレ

耐荷重が300kgと最強クラスの「WAKI ハイパー防振ゴムマット」なら重いドラム式洗濯機でも重量オーバーになる心配がありません。

Haier (ハイアール)洗濯機ユーザーにはコレ

脱水時のひどい騒音を静めるハネナイトという特殊ゴムを使っている「東京防音 ニューしずか」がおすすめ。がたつきやすいハイアール洗濯機ユーザーからの高評価レビュー多いです!

最強の防音を求めるユーザーにはコレ

かさ上げ台の「ふんばるマン」と防振マットの「ニューしずか」の間に「静音ジェル」を挟むという最強合わせ技を試してみませんか?

少し上級者向きではありますが、しっかり設置できれば確実な効果が見込めます。

洗濯機を防音するとこんなメリットが!

時間を気にせず洗濯ができるようになると、生活QOLがかなり向上します。その例をご紹介します。

一人暮らしの人の場合

夜に洗濯できるようになると、一人暮らしの人はこんな暮らしが手に入ります。

  • 部屋が静かになり、よく眠れるようになる
  • 近隣住民に、集合住宅内のマナー違反と誤解されなくなる
  • 休日昼にまとめて洗濯しがちだったのが、平日夜も洗濯できるから休日の自由時間が増える

主婦の人の場合

家族からのクレームでやめていた夜と早朝の洗濯。でも解禁したらこんな良いことが…!

夜洗濯の場合

  • 残り湯洗濯だと、粉洗剤や石鹸洗剤がよく溶ける
  • 夜テレビを見ながら洗濯を干せるから、朝30分くらい長く寝ていられる

早朝洗濯の場合

  • 朝早い時間から外に干せるから、お日さまの恩恵が長く受けられて洗濯物がよく乾く

在宅ワーカーの場合

在宅ワーカーが洗濯機を防音すると、1日中静かで集中しやすい仕事環境が手に入ります。

  • 雑音が聞こえないから集中できる
  • 急な電話が来ても慌てなくなる
  • Zoom会議で洗濯機の騒音がマイクに入らなくなる、また聞き取りづらいという問題が起きなくなる

それでも生活音が気になって仕事ができないなら”防音イヤーマフ”で耳を塞ぎましょう。2,000円程度で買えます。

しっかり防音対策して夜中でもストレスなくお洗濯

Soundproof-laundry

以上、洗濯機のガタガタ音対策のご紹介でした。

”夜寝る前に洗濯機を回して、次の日に備えられるように”

しっかり洗濯機を防音対策して、堂々と洗濯しちゃいましょう♩

▽▼▽ニトリで防音アイテムが揃うって知ってた!?

スポンサーリンク

NonSii編集長。3歳の男児を育てる一児の母。趣味はいつまでも美容とファッション。自分が音に敏感な方だと気付き、防音に目覚める。常に筋肉痛。

関連記事一覧