防音ウレタンおすすめ10選|聞こえない・聞かれない防音対策
「隣の部屋に声を聞こえなくしたい」
「夜に音楽を思いっきり聴きたい」
「デッドニングして反響音を抑えたい」
自分が出している生活音が相手にどの程度迷惑かけているかなんて、考えてもしょうもない悩み。
もし、悩んでいるだけで何も対策していないなら、まずは『防音ウレタン』を使って防音対策してみましょう。
貼るだけ・置くだけで想像以上の”吸音効果”を実感できます。
今回は使い方無限大である『防音ウレタン』を使った防音対策のご紹介です!
防音ウレタンとは
スポンジでできている吸音材のこと。ウレタンフォームとも呼ばれています。
このウレタンを発泡させ断熱性能を高めたものが、防音ウレタンです。
壁や天井に貼ることで、音の反響を調節することができます。
身近なものだと食器洗い用スポンジがウレタン素材です。防音ウレタンの感触が知りたければ、キッチンに行って触ってみてください!
防音ウレタンの仕組み
ウレタン自体が音を吸収するのではなく、ウレタンの気泡に音が入り込み、中でさまざまな方向に跳ね返ることで音エネルギーを分散させ、音の反響や漏れを軽減しています。
どんなウレタンでも同じ効果があるかというとそうではなく、形状によって使い分けるのがポイントです。
ウレタンの気泡が細かいほど、騒音や生活音の漏れを小さくします。
防音ウレタンの吸音性・防音効果は?
防音ウレタンの吸音・防音性についての参考データがあるので紹介します。
ウレタンフォームは、連続気ほう率が高く、気ほうが細かく、比表面積が大きいので、吸音率が高い。1,000 Hz以上の中高音域での吸音率が高いが、空気層を設けたり、鋼板や合板などと組み合わせ複合構造にして、低中音域の吸音率を高めることも行われている。
参考文献:吸音・防音性ゴム(https://www.jstage.jst.go.jp/article/gomu1944/52/2/52_122/_pdf/-char/ja)
ウレタンフォームを用いることで、吸音率を高めることがわかっています。
ドラムやベース音といった低音域に対しての吸音は得意ではないものの、遮音シートや間にダンボールを挟んだり工夫次第で防音性を高めることができます。
防音ウレタンの選び方は”形状”で決める
防音ウレタンには表面が平らなタイプと凹凸のあるタイプがあります。使いたい場所によってどちらを選べば良いかまとめました。
表面が平らなタイプ
スピーカーや車のドア内部などによく使われます。
また、住宅の壁や床に厚みを持たせて生活音をやわらげる目的としても使用されることが多いです。
表面に凹凸のあるタイプ
音楽を聴いたり楽器演奏など、音の響きを抑えたい場所に使われます。
表面に凹凸があることで、跳ね返る音のエネルギーを効率よく分散させる効果があります。
おすすめ防音ウレタン10選
防音ウレタンのおすすめできる10商品をご紹介します。
YOPIN 吸音材
専門的な音響学によって設計された「YOPIN」の吸音材です。
一般的な吸音材である厚み2cm程度のものと比較すると、YOPINの吸音材は5cmの厚みを持ち、2倍の吸音効果があります。
高密度ポリエステル素材を使用したウレタン材で、枚数も使いやすい12枚タイプと24枚タイプから選ぶことができます。
WhiteLeaf 波型防音シート
少ない枚数のウレタン材が欲しいなら「WhiteLeaf」のウレタン材です。
4枚入りなので「朝使うコーヒーメーカーの作動音がうるさいから箱の内側に貼って覆ってみたい」といった小さな悩み解決に使えます。
ウーバーイーツのデリバリーバッグの下に敷くと、揺れや衝撃対策にも役立ちます。
タンスのゲン
届いてすぐに使いたいなら「タンスのゲン」のウレタン材がおすすめ。
他のほとんどの商品は圧縮されて配送されてくるので、1週間ほど形が元に戻るのを待ったり、水で膨らませたりといった手間と時間が必要です。
しかし、こちらは圧縮されていないため、すぐに貼り付け作業に取り掛かることができ、時間の自由度が上がります。
大面積 吸音材 5mロール波型
広い面積に使うことがわかっているなら「ロールタイプ」がおすすめです。
幅1mのシートが5m分巻かれている吸音材で、壁一面に貼り付けて空間全体を防音室に変身させられます。
裏面は全面粘着テープになっていてカットするだけで簡単に施工OK。低予算で自作防音室や録音ブースが作れます。
QonPET
建設機械のエンジンルームや高速道路の騒音対策として開発された「QonPET」。
高密度極細繊維と特殊表皮の組み合わせ(特許取得済)により高周波から低周波まで網羅できる吸音材です。
吸音性能の高さから窓にはめ込んで隣の家のうるさい話し声対策としても使える防音材です。
DECORITA 吸音パネル
白のカラーで自宅の壁紙と馴染みやすい「DECORITA」。
9mmほどしか厚みがありませんが、230kg /m3の超高密度にすることで、波型ウレタンフォームの厚みのある吸音材と同等の効果を発揮します。
1枚102g程度しかないので、付属の両面テープで天井や壁にしっかり固定させることができます。
AURALEX ProMAX
レコーディング用吸音材である「AURALEX ProMAX」。
高さ調節可能なスタンド式で、不要な反射音を減少させます。
持ち運びできるので、壁や天井などに吸音材を貼り付けできない場所でも使用可能。ちょっとした省スペースで録音ができるようになります。
隙間テープ
ドアや窓の戸当たり部分に「隙間テープ」を貼れば、ドアの開閉時の消音効果があります。
高反発のウレタンフォームを採用しているので反発力が高く、より防音効果が期待できるテープです。
湿気や雨風を防ぐこともできます。
エーモン 音楽計画 低音しっかりキット
車のデッドニング用として使われている「エーモン 音楽計画 低音しっかりキット」。
スポンジ、剥がし棒、クリップ外し(指サック)、脱脂シートといった必要アイテムの他にも、丁寧な説明書付きと、至れり尽くせりな便利キットです。
ビニールシートに貼るだけで、低音のこもりが改善されて車内が静かになります。
ローランド ノイズ・イーターベース
ドラム演奏時の防音・防振効果対策なら「ノイズ・イーターベース」。
ドラムセットの下に敷き、ペダル用の防音マットと併用すると、階下への騒音を10〜15dBカットすることができます。
ドラム音は低音域のため防音は難しいと言われていますが、この商品を使うことで自宅で気軽にドラム演奏できる環境が手に入ります。
まとめ
以上、防音ウレタンを使った防音対策のご紹介でした。
防音ウレタンをしっかり使えば、必ずあなたの望み通りの吸音性を発揮してくれます。
ぜひ防音ウレタンを使いこなして、音に悩まない毎日を手に入れてくださいね!
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