騒音が気になる方は見て!防音換気扇のおすすめ5選
「窓を閉めているのに、なんで雑音が入ってくるの・・・?」
窓やドアを閉めていて音が入ってくるはずがないのに、外からの音漏れがある場合、”換気扇からの音漏れ”を疑いましょう。
一部のハイグレードマンション等を除き、ほとんどの物件では換気扇周りの防音にまでコストをかけていません。
本記事では窓や床の防音対策ももちろんですが、意外と忘れがちな「換気扇」の防音対策をご紹介します。
特に学校近くや人通りの多い地域にお住まいの場合、話し声などの雑音が換気扇から入ってきているかも?
外の音が入る「換気扇・換気口」
換気扇とは、名前の通り、室内の空気と室外の空気を入れ替えする電気機器です。
言ってみれば、換気扇は外とつながりを持つ箇所、だということ。
つまり、換気扇は窓や玄関ドアと同じように音の通り道になってしまうのです。当然のことですが、換気扇の数が多いほど音漏れの原因になります。
試しに我が家の換気扇の数を調べてみたら…計10コもありました!(洗面所×1、お風呂×1、トイレ×2、キッチン×1、部屋×5)
場所別の換気扇チェックポイント3つ
なぜ、あなたのお家の換気扇はうるさいのでしょうか?
キッチン、リビング、お風呂など…どこの換気扇をどうチェックすべきなのかまとめました。
キッチンの換気扇
キッチン換気扇のファンには主に2種類あります。
プロペラファン:換気扇と呼ばれ、賃貸アパートや換気量が多い飲食店で使われている。防音性が低い。
シロッコファン:レンジフードと呼ばれ、新築住宅や分譲マンションで使われている。防音性が高い。
2つのうち、防音性が低いのがプロペラファン。
プロペラファンは、賃料が安い賃貸アパートや換気量が多い飲食店で使われることが多いです。
プロペラファンは油汚れが原因で異音がします。油で汚れることで回転バランスを崩してしまうのが原因となります。
キッチン換気扇がプロペラファンの人で「ゴー」「ピュー」という音が気になるのであれば、事前に換気扇の油汚れを防ぐことが大事!
部屋の換気口
部屋の換気口はフィルターもなく直接外と繋がっている構造が多いため、音が漏れやすいです。
また、2003年7月以降に建てられた住宅には24時間換気システムの設置が義務化されました。
つまり、24時間換気し続けている限り、音漏れが続くということになります。
24時間換気されてて安心だけど、うるさい音に悩まされるのでは困りますよね
お風呂の換気扇
お風呂は常にいる場所ではない上に、道路等から離れていることが多いため音漏れの影響は少ないです。
ただし、音漏れ自体はなくとも、サビが原因で「ジー」という音がお風呂の換気扇から聞こえることがあります。
もしお風呂の換気扇から異音がしたら注意。業者に連絡しましょう
換気扇のおすすめ防音対策5選
大掛かりな工事を行わなくても、換気口にフィルターを取り付けたり、部品を防音のものに交換することで手軽に防音対策ができます。
賃貸物件でも取り入れやすい対策ばかりなので、ぜひ換気口DIYにトライしてみてください。
防音スリーブ
引用:楽天市場
『防音スリーブ』とは、ウレタン素材のスポンジのようなもので出来ている吸気口や換気扇のダクトに取り付ける防音アイテムです。
別名、換気用サイレンサーや防音パイプとも呼ばれています。
ホームセンターや通販サイトで500円前後で購入できるので、手軽にDIYすることも可能です。
2つ以上使用すると効果が高いというレビューあり。スポンジ同士の穴をずらして複数枚入れると、風を防ぐ効果が倍増する効果も期待できます。
まず、換気口に何か防音対策するならコレ!
防音フード
引用:Amazon
『防音フード』は外にある換気口に取り付けるタイプの防音アイテムです。
空気を直に取り入れるのではなく、防音フードでワンクッション挟むことで騒音を軽減させます。
雨やホコリがダクト内に侵入するのを防ぐ効果もあり、換気扇のサビ予防にも繋がります。
取り付けるために多少のDIYが必要になる点には注意が必要。慣れていない方は業者に依頼することをおすすめします。
外からの風の音がうるさくて悩んでいる人はコレ!
防音(消音)チャンバー
引用:楽天市場
『防音(消音)チャンバー』とはダクトに設置するボックスのこと。箱型の吸音材でダクト内に設置し、外部からの音を軽減させ部屋の中に音が届かないようにする仕組みとなっています。
どちらかといえば一般家庭よりビルの空調設備で使われるケースが多いです。
もしオフィスやビルの換気扇の音が気になっているのであれば、防音チャンバーを検討してみてください!
給気口フィルター
引用:Amazon
『給気口フィルター』を付けるだけでは防音効果はありませんが、換気扇のお手入れの手間を省くことで間接的な防音対策になります
換気扇の内部にホコリや汚れがついてしまうと錆びたり、スムーズに動かなくなることがあります。しっかり動いていない換気扇はギシギシという雑音やピーッという風切り音の原因になります。
普段から換気扇内部の掃除をするのは大変なので、他の防音対策と合わせて購入しておくのがおすすめです。
給気口にフィルターしておけば、日々のお掃除もパッと交換して終わりだからラクできる♩
<応用編>レンジフードに変える
うるさい換気扇からレンジフードに変えてしまうという手もアリです。
だいたいのリフォーム相場はこちら
レンジフード交換費用:約4〜8万円
レンジフード本体費用:約2〜15万円
計6〜20万ほどで取り替えることが可能です。
リフォーム費用はかかりますが、プロペラフォンからシロッコファンに変えるだけで動作音が格段に静音されます。
レンジフードにリフォームすればもう換気扇音に悩まなくて済む
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まとめ|換気扇防音で、空気も音もキレイに
以上、換気扇の防音対策のご紹介でした。
意外と盲点だった…という方も多いので、どこからかわからない音漏れがある場合は、1度換気扇を疑ってみてください。
換気扇を防音対策して、音の気にならないお部屋になるといいですね・・・!
▽▼「換気扇の防音対策完ぺき!」のはずが、まだ外から音が聞こえる・・・と思ったら、”窓”を疑いましょう。窓の防音機能も低い可能性があります。
外からの騒音は、ほとんどの原因が窓です。お部屋に大きな窓がある場合、窓防音もするとより効果が得られますよ!