防音ケージおすすめ3選|元気なワンチャンを躾けずに対策!
「うちのわんこ、朝から吠えるから近所迷惑だし寝不足で疲れが取れない・・・」
「夜泣き(夜鳴き)には無視がいいって聞いたから無視してみたけど全然効果ナシ」
「無駄吠え治らない。うちの子おバカなのかな・・・泣」
こんな悩みありませんか?
犬が吠えてしまう理由はいろいろあると思います。
躾すればいいのかもしれないけど、ご家族もワンチャンも疲れてしまいますよね。
でしたら、『防音ケージ』で意図的に音漏れを防ぐのがおすすめです。
本記事ではおすすめの防音ケージのご紹介をしていきます!
犬の鳴き声ってどのくらいうるさいの?
そもそも犬の鳴き声ってどの程度うるさいのかというと、90dBに値します。
音の騒音レベルはdB(デシベル)で表され、数値が大きいほど音が大きいことを示します。
引用:KAWAI
犬の鳴き声(90dB)は電車の通るガード下(100dB)や騒々しい工場(90dB)と同じ騒音レベルということ。ワンちゃんの鳴き声の騒音レベルは「うるさい」部類に入ります・・。
騒音の基準は環境省で決められている
実は、環境省で騒音とならない基準(環境基準)が決められています。
2車線以上の車線を有する道路、療養施設が集合している地域など細かい分類はありますが、騒音とならない基準値としては、
- 昼間(6〜22時):50〜60dB以下
- 夜間(22〜6時):40〜50dB以下
と指定されています。
「昼間は50dB、夜間は40dB」を基準と考えればいいでしょう。
人は70dB以上になると「うるさい」「かなりうるさい」と感じます。騒音の基準値を考えてもワンチャンの鳴き声対策は積極的にしたほうが良さそうです。。
犬にケージが必要な3つの理由
「ワンちゃんの鳴き声が周囲に迷惑を与えるのはわかったけど、そもそもケージって必要なのかな?」そう考えられる方もいると思います。
結論としては、犬をおうちで飼う場合はケージがあったほうがいいです。その理由を3つ紹介します。
犬は狭いところが好き
犬は巣穴で休む習性を持つ「穴倉動物」です。
狭いケージだとかわいそうに感じますが、むしろ犬は狭いところを好む習性を持っています。
躾に使える
ケージは犬の躾に役立ちます。
特に、トイレの躾はケージがあると簡単に場所を覚えてくれるので便利です。
またケージでの躾を通じて犬が命令を聞かなくなる「権勢症候群(アルファシンドローム)」の防止につながります。
*権勢症候群(アルファシンドローム)とは犬が飼い主より権力を持とうとしてとる問題行動が発生している状況のこと。
犬とべったりになるのを防ぐ
つい可愛いからとずーっとくっついていると「分離不安症」になるケースもあります。
分離不安症とは、ペットと飼い主の距離感が近すぎて、飼い主の不在時に問題行動を起こす症状のこと。
ケージがあればケージによって適度な距離感を保てるため、分離不安症の予防に役立ちます。
ちゃんとしたケージを用意してなかった場合、この機会にケージをワンチャンに与えてあげるのがいいかも。せっかく購入するなら防音ケージがおすすめなので、防音ケージについてご紹介していきますネ!
防音ケージとは
防音ケージとは、防音性を高めた作りのケージのこと。
具体的にどの辺りが防音性の高い造りになっているかというと
- 扉がある
- 天井がある
この2点が大きいポイントかと思います。
というのも、一般的なケージはフェンスが柵状になっていて天井がありません。
一方、防音ケージは人が使う個室のような作りになっているので一般的なケージよりも密閉性が高くなり、防音性を高めている要因になっています。
防音ケージの中は安全?通気性は大丈夫?
ご家族的には「密閉されると通気性はどうなのかな」「もともと暑がりなのに、特に夏場の温度上昇対策は大丈夫なのか」と防音ケージの安全性について心配になると思います。
しかし、ご心配はありません。
商品によって仕様は違いますが、温度上昇を防止する”換気システム”を使って酸素不足や熱がこもらないような工夫がされています。
防音ケージをエアコンのあるお部屋に設置しておけば、防音ケージの換気システムによりお部屋のエアコンの恩恵を受けられることが可能です。
防音ケージは完全防音にはならない。その理由は?
防音ケージという名前ですが、完全防音にはなりません。
というのも、どの商品も何かワンチャンに異変が起きて泣いていたら家族がすぐに察知できるよう、換気口が空いていたりといったあえて鳴き声が聞こえるような設計になっています。
ただ、数値としてみた場合、防音ケージを利用することで大体30dBほどの防音効果を発揮している商品が多いです。
30dB軽減すると音の感じ方としては、ファミレスの店内(70dB)が図書館(40dB)に変化するといったイメージになります。だいぶ音のボリュームが抑えられることがわかると思います。
静かになるのは嬉しいけど、ワンチャンは人の気配が感じられるくらいガヤガヤしてるほうがいいんじゃない・・?
防音ケージはワンチャンにも必要です
もともと犬は野生で暮らしていた動物。ちょっとした物音や気配があると敵が来たと判断し、すぐに起きてしまう性質があります。
そのためまとまった時間寝ることができないので、昼でも夜でも小刻みに睡眠を繰り返して、寝る時間を確保しています。
つまり、犬も人間と同じように静かな環境で休みたい、ということです。
(それに犬は人間よりもはるかに聴覚が優れているので、近くで聞こえる音は何倍も大きな音に聞こえていますから、尚配慮してあげたほうが良さそうです。)
静かになれる防音ケージでワンチャンが”安心して眠れる場所”を作ってあげるのもやさしさかもしれません。
防音ケージの選び方
結論からいえば、小型犬も大型犬も「ケージの中で方向転換できるくらい」が最適なサイズになります。
高さは頭上に5〜10cmのゆとりがあるのが理想です。犬は狭い巣穴を好む習性を持つため、寝返りを打ったり、方向転換したりできる程度の広さがあれば、狭いケージの方がリラックスできます。
ただし、犬がケージの中で過ごす時間が長く、トイレもケージ内に設置したいような場合にはそれなりの広さが必要です。
犬は自分の寝る場所の近くで排泄することに抵抗があることが多いため、その場合は広めのケージが必要です。
参考引用:株式会社PLAS.co「犬を飼う際のケージの選び方」
トイレの場所を防音ケージとは別の場所にすれば狭いケージでもOK、ということですね!
防音ケージおすすめ3選
防音ケージのおすすめを紹介します。市販品は取り扱っている種類が少ないので気に入ったものがなければオーダー品を考えてみるのもありかな、と思います。
KAWAI PVU-030F ワンだぁールーム
引用:楽天市場
独立二重構造により遮音性能が高いKAWAIのペット用防音室。
このKAWAIのペット用防音室は壁に2枚のパネルを用いて壁に4倍の厚みを持たせることで、95dBの鳴き声を屋外において40dBにまで軽減させられます。
「近所にうるさいと指摘された」など、どうしても防音しないといけなくなった場合はこのペット用防音室に頼ってしまうのが1番の近道かもしれません・・!
防音ケージカバー5
引用:楽天市場
今自宅で使ってるケージを囲って使う防音カバーになります。
国産木材使用、換気システム付き、割れないアクリル板の扉、など、こだわりぬいた品質なので、安心してワンチャンに使ってもらうことができます。
防音性能ももちろん高く、85dBあった犬の鳴き声を48dBまで抑える効果があります。
リッチェル ペットサークルカバー
引用:Amazon
こちらもカバータイプ。簡易的な布製なので防音機能はついていません。
が、サッとお使いのケージに被せるだけで視界をシャットアウトできるので、無駄吠え対策に使えます。
まずはお手軽に何か試してみたい人におすすめです。
ワンチャンとご家族が静かに休めますように・・・!
以上、防音ケージのご紹介でした。
とっても可愛いわが子だけど、毎日お世話するのって本当に大変です。
防音ケージでワンチャンもご家族もホッと休める時間が増えますように・・・!
▼ケージでなくお部屋全体の防音力を上げたいならこちらもオススメ