鳥の防音対策7選|眠りを妨げる”うるさい鳥の鳴き声”を撃破しよう。原因も解説
鳥の鳴き声は、自然の音。
とはいえ、早朝や夜に聞こえる”鳥の不快な鳴き声で眠れない”のでは、苛立ちを感じるのは当然です。睡眠は大事ですから。
本記事では、鳥がうるさい原因と防音対策についてご紹介します。
鳥の鳴き声は”60dB以上”。うるさいです
推定値になりますが、ハトの鳴き声は60dB程度、ニワトリの鳴き声は80dB程度、カラスの鳴き声は90dB程度と言われています。
90dBというと、人間にとって耳に過剰な音量であり、長時間聴くことは耳に悪影響を与えることがあります。
これが集団で鳴いた場合、相当な音量になるのはご想像通り。眠りを妨げる原因になるので防音対策が必要です。
鳥が鳴く時間帯
アナタを悩ましている鳥は、どの時間帯に鳴きますか?
朝、鳥が鳴く理由
鳥にとって早朝は長い夜(活動できない時間)の延長。朝は縄張りを確定させるための重要な時間帯になります。
また、知らないうちに近くに来ているかも知れないメスを呼べる時間帯であることも大きな要因の一つです。
他にも鳥は早朝に鳴くことで、日の出前に飛び立つための準備をします。体温を上げ、羽を準備し、日の出前に飛び立つのです。
夜、鳥が鳴く理由
夜の時間に鳴くことで、群れとのコミュニケーションを取り、群れに所属していることを知らせるために鳴きます。
また、群れの位置を確認し、群れに帰るための準備をします。
他にも、一部の鳥種は昼行性であり、夜にも活動をするために鳴いていることもあります。
鳥が朝や夜に鳴くことは自然現象ということですね。鳴き止ませるのは難しそう…
どこで鳥は鳴いている?場所別対策方法
うるさい鳥は、どこで鳴いていますか?場所別の対策方法をまとめました。
近くで泣いている場合
すぐ近くで泣いている場合、近場に巣がある可能性が高いです。
よく探せばどこかに卵や雛がいることもありますが、法律で鳥や卵に危害を食わせることは犯罪になるので注意が必要です。
遠くで泣いている場合
遠くで泣いている場合、自宅周辺を捜索しても大きな効果が見込めません。
鳥獣対策の専門業者か、お住まいの市長の市民相談窓口などにご相談することをおすすめします。
余りにうるさい場合、近隣農園が人工スピーカーで鳥音を流していたなんて事例もあるのだそう
おすすめの鳥の防音対策7選
生き物である鳥を意図的に鳴き止ますのは難しそうです。自分たちができる防音対策をとるのが賢い方法かと思います。
鳥の鳴き声を軽減させるおすすめ防音対策をご紹介します。
防音カーテンを設置する
引用:Amazon
『防音カーテン』は屋外から入ってくる鳥の鳴き声を軽減させます。
一般的に鳥の鳴き声の周波数は、20〜2000Hzに収まっていると言われています。
防音カーテンは1000〜2000Hz、つまり中音域〜高音域に対して効果があるので、高い声で鳴く鳥の鳴き声を小さくする効果が期待できます。
効果の高い防音カーテンの選び方
防音カーテンの防音性は、カーテンの厚みに比例します。
つまり、厚みのある=重さのあるカーテンを選びましょう。
中でもおすすめなのは、ピアリビングの「コーズ」です。
コーズとは、防音専門店が作った遮音性抜群の防音カーテン。
その遮音効果の高さの秘密は「吸音布+遮音布+コーティング布+遮音布+コーティング布」の5重構造生地にあります。
鳥の鳴き声の周波数である1000〜2000Hzにおいては、約18dBの音を軽減できる実験データがあります。音は-10dBで約10分の1の遮音効果があり「音が半減した」と感じるので、かなり音が小さくなったと感じることができるでしょう。
まずは鳥の鳴き声がする窓から、このコーズの防音カーテンに変えてみるのはいかがでしょう?
耳栓を使う
引用:Amazon
『耳栓』は、耳穴に直接入れて防ぐので、高い遮音性があります。
当たり前ですが、音は耳で認知します。つまり、耳さえ塞いでしまえば、鳥の鳴き声は入ってこないということです。
効果の高い耳栓の選び方
耳栓というと、圧迫感があってとても寝ている時に使えないイメージがあると思いますが、最近は睡眠用遮音耳栓という商品があります。
長時間装着しても痛くなりにくいシリコン素材で、寝返りしても邪魔だと感じにくいという特徴があります。
イヤーピースも4サイズ付属されているので、自分にピッタリの耳栓に出会うことができます。
防音材を壁に貼る
引用:Amazon
鳥の鳴き声がうるさく聞こえる部屋に、『防音材』を壁に貼ると吸音効果があります。
防音材というと防音シートや防音パネルなどありますが、中でもおすすめなのが吸音ボード。
名前の通り、吸音性に優れていて、中高音域の音を軽減させるのを得意としています。まさに、外から聞こえる鳥の音対策にぴったり。
吸音ボードは部屋の壁の70%以上覆うと、より効果を実感できます。
二重サッシにする
『二重サッシ』とは、今お使いの窓の室内側に取り付ける、もう一つの窓のこと。
簡単に言えば、後付け内窓のことで、二重窓とも言われています。
壁は160mm程度の厚みがありますが、窓ガラスの厚みはたったの3〜5mmしかありません。鳥の鳴き声の部屋への侵入原因のほとんどは、窓です。
リフォーム時間は大きさにもよりますが、1窓60分程度で施工できます。本格的な防音対策を取りたい場合は、二重サッシがおすすめです。
▽▼わが家は実際に二重サッシにリフォームしました。屋外の騒音に効果抜群でした。
鳥害対策をとる
引用:Amazon
鳥が止まる電柱やバルコニーに鳥害対策をとれば、鳥が自宅付近に来なくなります。
ベランダ対策におすすめなのが、『とげマット』。
ベランダの手すりやエアコン室外機の上に置いておくだけで、鳩が止まりにくくなります。
鳥だけでなく、猫の侵入を防ぐ効果も。
電柱に鳥が止まる場合は、電力会社や通信会社に鳥害対策を申し込みましょう。
わが家敷地内の電柱にも鳥が大量発生したことがありました。鳥フンに悩まされたので東電さんとNTTさんに連絡。どちらも連絡から1ヶ月以内には電柱工事をしてくださいました(無料で)。
空気清浄機や音楽でかき消す
いっそのこと、自宅部屋に空気清浄機や心地よい音楽を流して、鳥の鳴き声が聞こえない環境にするのも手です。
空気清浄機や音楽スピーカーの音の大きさは50dB〜。
鳥の音をかき消すことが可能です。
耳障りな音より、自分の出す音を聞いている方が、心穏やかになれるでしょう。
鳥の嫌がる音楽をYouTubeで流す
スマホで鳥の嫌いな音を聞かせる方法を実践している人もいます。
YouTubeなどで動画を探して音を流すと良いでしょう。
カラスの場合、「カラスVSタカ」などで検索すると、カラスの天敵が襲撃している動画が出てきます。
まとめ|鳥の防音対策をして、しっかり眠りましょう
鳥の鳴き声が原因で、眠れないのはツライです。
ぜひ、防音対策をとって、当たり前に眠れる環境を手に入れてください・・・!