子連れでライブ・フェスに行くための防音対策とは?防音イヤーマフがおすすめの理由
「ライブに行きたい。でも子供の耳に悪影響が出るのなら、今年も諦めよう…」
そんな、お子さま想いのママパパへ。
安心してください。『防音イヤーマフ』をライブに持参すればお子さまの耳を守れます。
本記事は、ライブやフェスにおすすめの防音イヤーマフのご紹介です!
▽▼▽防音イヤーマフとは”防音耳あて”のこと。わが家の3歳児も使えてます♩
人気ロックバンドも推奨「子供の耳をイヤーマフで守って」
ご存知だったでしょうか。
ロックバンドのアジカン・カンフー・ジェネレーションのボーカルである後藤氏は、ライブ会場に子供を連れてくるファンに向けて、子供の耳をイヤーマフで守るよう注意喚起をしています。(参考:日刊スポーツ)
記事にはこのように書いてあります。
後藤は18日、自身の公式サイトに「アジカンからのお願い」とした文章を掲載。「最近はライブ会場で未就学や小学生の児童を見かけることが増えました」と書き出し、基本的には子どもの参加は歓迎するとした上で、「一方で、スピーカーから出る音の音量を考えると、はっきりと子どもたちの耳には良くないことも事実だと思います」と問題点をあげた。
(中略)
対策として、次回のツアーからイヤーマフ(子ども用の防音ヘッドホン)の貸し出しを行うとしたが、「けれども、それは忘れた人や、そもそもそうした器具の存在を知らなかった人たち用だと考えてください。また、子どもたちの耳を守る必要性を知ってもらうためにも貸し出しを行います。同時に、児童のイヤーマフの着用を入場時のチェック事項に盛り込むつもりです」と説明。「子どもと一緒にライブに来る人は、ライブハウスやホールといった会場を問わず、必ずイヤーマフや耳栓を自分たちで用意してください。そんなに高価なものではありませんので」とうながした。
引用
もし、万が一お子さまの聴力にダメージが出てしまえば、お子さまやご家族はもちろん、応援しているアーティストの方々にも悲しい思いをさせてしまいます。
ライブやフェスに子連れで行く場合は、必ずお子さまの耳を守る対策をしていきましょう。
アーティストの方も推している「防音イヤーマフ」。イヤーマフってそんなにスゴいの?
子連れでフェス・ライブに参加するなら防音イヤーマフを買うべき理由3つ
ママやパパが子供用防音イヤーマフを買うべき理由を解説します。
音響障害のリスクがあるから
ライブやフェスが原因で心配されるのが音響障害です。
音響障害とは、突然大きな音を聞いたり、大きな音を聴き続けたりすることで、内耳にダメージを受け、聴力が低下することをいいます。
聴力の低下以外にも、耳鳴りや耳が詰まった感じがあり、場合によっては痛みを感じることもあります。
どの程度で音響障害になるの?
一般的に、85dBの音を1日8時間聞いていると5〜15年後に騒音性難聴・ヘッドホン難聴を発症する可能性があると言われています。
85dB以上の音の大きさというと
- フェス・ライブ・コンサート:110dB
- ヘッドホンやイヤホンで聞く音楽の音量:100dB
- ドライヤー:100dB
- 電車の中・工事現場:85dB
になります。
フェスに8時間滞在することはなくても、フェスの音量である110dBは聴覚機能に異常をきたすレベルです。
自動車のクラクションを近くで鳴らされた時の音量が110dB。クラクションを10秒鳴らされただけでも頭が痛くなりそう…イヤーマフで耳を守った方がよさそうです
思いきりライブを楽しめなくなるから
もし何も対策をせずに、自分が行きたいからというだけで子連れでライブに参加したとしたら。
会場の音が思った以上に大きくて、心がざわついてしまうかもしれません。
そして、お子さまは慣れない環境にギャーギャー騒ぎ出すかもしれません。
そうなったら、即退場するしかないですよね。
それは、とても勿体ない。せっかく行くのです。防音イヤーマフを持参して万全の対策をとり、安心してライブに望んでほしいです。
ママの息抜き、大賛成です
周りの目を気にしなくて済むから
実際問題、子連れでライブに参加している人は少数派。
避けては通れないのが、周りの目です。
「可哀想…」「あの子はまだ小さいけど耳は大丈夫なのかな…」
そんなふうに思われるの、うざいですよね。
イヤーマフ持参で、ちゃんと対策して来たんだよ!とアピールしときましょう。
嫌な思いをせずに、会場にいるみんなで楽しみたい!
防音イヤーマフのここがすごい!特徴5つ
お子さまに防音イヤーマフのどんな点がおすすめなのか?防音イヤーマフの特徴をまとめました。
使用方法がラク
防音イヤーマフの最も素晴らしい点は、使用方法がとっても簡単だということ。ヘッドホンのように頭から被るように装着するだけでOKです。
耳を守るアイテムとして耳栓も候補に上がりますが、耳栓は直接耳穴に入れるため嫌がるお子さまが多いです。
どんなに優れたアイテムでも使用できないことには意味がありません。
使いやすい防音イヤーマフは、ママパパの味方アイテムだと言えます。
うちの子は帽子ですらギャーギャー言って被ってくれなかったのに、イヤーマフはおもちゃだと思ったのか自分から装着していました笑
防音効果が高い
イヤーマフの耳あて部分(イヤーカップ)の中に厚みのある吸音スポンジが入っていて、吸音します。
耳を覆うように装着され、20〜30dB程度の音を抑えます。
人は10dB下がると聞こえている音が半分くらいの音量に、20dB下がるとその音が4分の1程度の音量に聞こえるようになると言われています。
イヤーマフで30dB音を小さくできれば、フェスやライブから耳を守れると言えます。
軽い
子供用イヤーマフの重さは150〜200g程度しかありません。
スマホの重さが約140〜180gなので、持ち運びの重量イメージは、”スマホを2台持ちする程度”と考えていただければOK。
軽いということは、お子さまの身体にも負担が少ないということ。
防音イヤーマフはお子さまが疲れにくい画期的なアイテムです。
聴覚過敏の人も使用している
イヤーマフは工事現場や飛行場等の騒音が大きい場所で働く人が使っている防音アイテム。
最近はその防音効果の高さから、聴覚過敏の方を中心にメジャーな防音アイテムとして普及し始めています。
聴覚過敏の方が安心して使える防音イヤーマフは、耳を守れる信用できるアイテムだと言えます。
デザインが豊富
防音という名前のイメージから、業務用感たっぷりの可愛くない耳当てをご想像している人も多いのでは?
いえいえ、必ずお気に入りが見つけられるくらい種類豊富です。
シンプルなものからド派手なものまで、そして目立ちにくいものからアクセサリー感覚でおしゃれを楽しめるものまで。
まさに選びたい放題なところがママの心もお子さまの心も掴める要素だと言えます。
防音イヤーマフを賢く選ぶポイント4つ
防音イヤーマフの選ぶ時にみてほしい重要なポイントをまとめました。
防音性能を確認する
防音性能は「NRR(騒音減衰計数)」という値で確認できまして、NRR値が大きいほど防音性が高いです。
このNRRがわかると、実際にどの程度イヤーマフで防音できるか計算することができます。
イヤーマフを付けた時の音の大きさを計算する方法は、以下の通り。
聞こえる音の大きさ=騒音レベルーNRRの数値
例えば「NRR:30db」のイヤーマフの場合、フェスの平均dBは110dbなので110db-30dB=80dB。イヤーマフを装着することで実際に聞こえる音の大きさが80dB程度になる、という意味合いになります。
より高い防音性能を求めるのであれば、NRR値が30dB近くあるイヤーマフを選びましょう。
⚠️ただし注意点
NRRが30dBほどある防音性能高めのイヤーマフは、耳への締め付けが強めになります。もし30dBほどのイヤーマフを購入してお子さまが痛がるようなら20dB程度のイヤーマフに買い替えるのをおすすめします。
ただ、イヤーマフは防音アイテムなのでどんなアイテムでも多少の締め付け感はあります。何回か使用していると必ず慣れてくるので、嫌がっても何度か練習すればつけられるようになると思います!
重さを確認する
お子さまの負担にならないように、軽量タイプの防音イヤーマフを選びましょう。
おすすめは、200g以下の防音イヤーマフです。
子供用の防音イヤーマフは対象年齢が定められていて、0歳から使えるものは軽いタイプが多いです。
素材を確認する
耳あて部分の素材をチェックしましょう。
特に0歳の赤ちゃんが使うなら、肌に負担のかからないと謳っている商品がおすすめです。
肌荒れかぶれを防ぎます。
実際の使用レビューを参考にするのがイイですね
デザインを確認する
無地のシンプルなものからド派手なカラフルデザインまで種類豊富なイヤーマフ。
フェスで使うなら奇抜なデザインだと存在感が出てフェスのテンションもさらに上げられますね。
ただし今後も末長く使うなら、シンプルなデザインが無難かもしれません。
下記におすすめを紹介しているので、お気に入りを見つけてください!
この中から選んで!おすすめ子供用防音イヤーマフ7選
厳選して子供用のおすすめイヤーマフを選びました。この中から選べば失敗なし!
0歳から使える防音イヤーマフ(0歳・1歳・2歳)
産まれたばかりの赤ちゃんでも使える防音イヤーマフを3つ紹介します。
EMS for KIDS(0ヶ月〜)
引用:Amazon「EMS for KIDS 防音イヤーマフ」
”特許取得のやわらかテープ”なら0ヶ月赤ちゃんの頭も守れる
0ヶ月から使えるEMS for KIDSの防音イヤーマフ。
特許を取得したヘッドバンド方式は、やわらかく滑らかなベルクロ(マジックテープ)を使用しており赤ちゃんの肌に不快感を与えないようになっています。
頭の周りに圧力を均等に分散させる設計のため、頭のやわらかい赤ちゃんでも安心して使用することができます。
- 対象年齢:0ヶ月〜1歳半
- 重量:約113g
- NRR:26dB
Banz(バンズ)ベビー用 防音イヤーマフ
引用:楽天市場「Banz(バンズ)ベビー用 防音イヤーマフ」
高い防音性を求めるならコレ!
赤ちゃん用ながら35dBという、トップレベルの遮音性能を持ったBanzの防音イヤーマフです。
米国防音器具とヨーロッパ防音器具の両方の両方の安全基準をクリアした、実力派アイテムとなっています。
- 対象年齢:3ヶ月〜2歳児
- 重量:142g
- NRR:35.2dB
ZYZY4BABY
軽量タイプだから遠方からの遠征組にはコレ!
たったの108gしかない、ZYZY4BABYの防音イヤーマフ。コンビニのおにぎり1個が約110gと言われているのでそれよりも軽いということになります。
巾着袋付きで持ち運びも便利。リュックに入れたり、ベビーカーに引っ掛けて持ち歩くこともできます。
オムツに着替えにお菓子に水筒…と、何かと子連れお出かけは荷物が増えるから、軽ければ軽いだけ嬉しいですよね
- 対象年齢:1ヶ月〜2歳児
- 重量:108g
- NRR:26dB
EMS for Kids (6ヶ月〜)
引用:楽天市場
コンパクトになるからぎゅうぎゅうリュックに押し込んで持っていける
普段から荷物の多いママなら『EMS for Kids』のイヤーマフにしましょう。手のひらぐらいまでコンパクトに折り畳めます。
折り畳みのできないイヤーマフだとバッグの中に入れるのも一苦労だし、かさばって荷物が多くなるから嫌ですよね。
これなら小さくなるから場所を取ることもありません。
- 対象年齢:6ヶ月〜
- サイズ調節機能:あり
- 重さ:190g
- NRR:21dB
幼児から使える防音イヤーマフ(2歳〜10歳)
キッズタイプは小学生ごろまで使えるので、長く愛用することができます。
YorkShion(ヨークシン)
痛がりさんならコレ
あえて防音機能を抑え、締め付けのキツくない設計になっているYorkShinの防音イヤーマフ。
ふわふわのイヤーパッド素材を使用しているので、力のないお子様でも自分で装着することができます。
大きな音が苦手な聴覚過敏のお子さまでも抵抗なく使えて、お守り代わりに学校に持っていく子も多いようです。
初めての防音イヤーマフデビューにも適した防音イヤーマフです
- 対象年齢:2歳〜10歳
- 重量:250g
- NRR:21dB
Banz(バンズ)キッズ用
海外デザインの奇抜さがイイ
せっかくのフェス、はじけたデザインがいいならBanzのイヤーマフでおしゃれしていきましょう。
その突出したデザインから、世界中のセレブの子供達も愛用しているのだとか。
耳も守れるし、気分をあげてくれる可愛いデザインだし、ライブ中にイヤーマフをしない理由がないのでは!?
- 対象年齢:2歳〜10歳
- 重量:約190g
- NRR:31dB
EZARC
シンプルイヤーマフがいい人はコレ
シンプルなホワイトカラーの防音イヤーマフがいいならEZARCの防音イヤーマフがおすすめです。
キッズ用だとピンクや水色といった派手めなデザインのものが主流ですが、こちらは使いやすい白ベース。
男の子でも女の子でも性別関係なく使いやすい、スタイリッシュな作りとなっています。
ホワイトカラーなら、学校や外出にも持って行きやすいのがいいですね
- 対象年齢:2歳〜15歳
- 重量:250g
- NRR:25dB
ライブ以外でも防音イヤーマフの使い道はいっぱい!
防音イヤーマフの使い道は、ライブだけではありません。
- 映画館
- コンサート
- スポーツ観戦
- 聴覚過敏
- 花火
- 結婚式
- 飛行機
- 勉強用
- テーマパーク(ディズニーランド・USJ)
こういったたくさんの場面で活躍できます。
防音イヤーマフを持参していれば、お子さまとの外出時にある突然の音に怖さを感じる心配がありません。
家族みんなでその場を楽しむことができるようになります。
ライブ以外でも使えるなら、1つ持っておくといざという時に安心ですね
防音イヤーマフを持参して、堂々とライブへ行きましょう
たしかに、初めてライブの爆音を聞いたら子供はびっくりしてギャーギャー言うかもしれません。帰りたいと言うかもしれません。
でもそれは行かないとわからない。
でしたら、防音イヤーマフ持って、遠目の席確保して、ライブの空気吸ってきましょう!
大丈夫。現代の技術によって誕生した防音イヤーマフなら、必ずお子さまの耳を守ります。
いつも頑張っているママパパが、心からライブを楽しめることを心から願っています…♩
▽▼▽あわせて読みたい「迷惑をかけない子育て防音対策」