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天井の防音対策のやり方とは|上の階の足音がうるさくて困っている人におすすめの方法

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上の住人がうるさくて悩んでいませんか?

歩く音、走り回る音、何かを落とす音、イスを引く音。

音、音、音・・・。

残酷ですが大事なことなので言います。騒音主側は自分がうるさいなんて全く気に留めていません。相手に期待してはダメです。

ではどうすべきか?引っ越せないなら、自らが防音対策するしかありません。

本記事では上階のうるさい足音対策をご紹介します。

足音の騒音レベルは子供の足音で50〜66dB。うるさい。

まず初めに、足音の騒音レベルはどの程度なのかお話しします。

音の大きさのレベルは「デシベル(dB)」という単位で確認できて、数値が大きいほど音のレベルは大きいです。

出典元:コスモスイニシア「マンションでの騒音」

子供の足音は約50〜66dBですが、子供より体重のある大人の場合は約70dB〜になると考えて良さそうです。

だいたい60dBを超えると人はうるさいと感じるので、足音は数値で見てもうるさいということがわかります。

足音の防音対策は難しい

足音は床に衝撃を与えることで騒音となります。

出典元:SUUMO

足音は正式名だと「固体伝播音」に分類され、テレビの音などの空気によって伝わっていく「空気伝播音」よりも防音対策が難しいとされています。

なぜ足音などの固体伝播音の方が防音できないかというと、固体伝播音の原因である”振動”はいったん建物に伝わると離れた壁や床といった広範囲にまで伝わってしまうから。

固体は密度が高く音を伝えやすいため、たとえ距離が離れていても弱まることなくドンドンと聞こえてくるのです。

もしかしたらその足音、斜め上の人の足音かも?

鉄筋コンクリート造なら静か、とは限らない理由

家賃高めの鉄筋コンクリート造。設備もしっかりしているし、さぞ防音性も高いのかといえば、そんなこともないのが実情です。

木造アパートよりも壁が厚いケースが多いので、テレビの音などの空気伝播音は伝わりにくいです。

しかし、足音などの固体伝播音は、結局床を通じて聞こえてきます。どうにもならないのです。

「鉄筋コンクリートなのにうるさいなんておかしい」そう思うのはわかりますが、足音は厄介なんです…

床への衝撃を弱める対策が必要

では、足音の騒音対策はどうすべきなのでしょうか?

答えは、足音を発生させる原因である床への衝撃で起こる”振動”を減らすこと。つまり、防振対策です。

防振対策とは、振動の伝達を少なくすること。音が発生する部分に振動を吸収・緩和できる素材を貼りつける方法があります。

具体的な防振対策は、「上階部分である天井に吸音材を貼る」こと。

天井に吸音材を貼ることで上階からの衝撃を緩和する効果が期待できます。

天井への吸音材等の設置はリフォーム業者に頼むのが良い

今回もいつものようにおすすめの天井吸音材をご紹介したかったのですが、天井への防音材設置は落下の恐れがあります。

強力両面テープで軽量タイプのウレタン吸音材を取り付けた事例もありますが、結局時間が経つにつれて強度が衰えて落ちてきてしまうようです。

上階の足音から解放されたければ、プロのリフォーム業者さんに1度相談してみるのがおすすめです。無料で相談できるので、まずは行動してみましょう。

>>無料で相談してみる

天井リフォーム以外のおすすめ上階の足音対策

とはいえリフォームなんてできない・・・という方ができる上階への足音対策を紹介します。

管理会社や大家さんに相談する

マンションやアパートにお住まいの場合は、まずは第三者となり得る管理会社や大家さんに相談しましょう。

騒音問題は騒音主側である当事者は全く自覚していないケースが多いです。

管理会社が共有スペースに注意書きを貼ったり当事者に手紙を出すことで騒音を出していたという事実を知り、解決することもあります。

自分で騒音主に直接苦情を言うのは控えましょう。トラブルを招く原因になります。必ず第三者を挟みましょう。

証拠を持って管理会社へ連絡する

もし管理会社に相談しても効果がなかったら、次は証拠を持って管理会社や大家さんへ相談してみましょう。

「〇月〇日〇時頃」という日時をメモし、できることなら部屋で聞こえる音を録音してください。

「それ盗聴では?」と心配になるかもしれませんが、法的には問題ありません。

なぜなら、録音対象が自分の部屋だからです。

隣の部屋に盗聴器を仕掛けるのは犯罪ですが、自分の部屋で聞こえる音を録音するだけ。証拠があることで第3者側が動いてくれるかもしれません。

(参考:ポリスNAVIチャンネル

国民生活センターの裁判外紛争解決手続(ADR)に相談する

管理会社に相談しても解決しない場合は、裁判外紛争解決手続(ADR)に相談しましょう。

ADRとは、当事者同士で解決できないトラブルがある場合、裁判まではいかないが第三者に間に入って解決してほしい時に利用できる機関です。

ADRを利用する際は、当事者がADRの窓口に申し立てをして、手続きをおこないます。

▷▶︎▷全国の「紛争解決センター」一覧はこちら

騒音を紛らわす防音アイテムを使う

上階の騒音が気になって仕方がない時は、防音アイテムでイライラを回避しましょう。

おすすめの防音アイテムをご紹介します。

防音イヤーマフ

1番のおすすめは『防音イヤーマフ』です。

防音イヤーマフとは防音耳当てのこと。大きな音が出る狩猟や工事現場でも使われているくらいなので、防音性能は他の防音アイテムに比べて強力なアイテムです。

どうしても上の階の騒音から逃げたい時は、防音イヤーマフをして耳をブロックしましょう。

「あっドタドタ始まったな…」と思ったら、防音イヤーマフで耳を守りましょう

Buloge 防音イヤーマフ 遮音値33dB 超弾力性ヘッドバンド 調整可能 ANSI S3.19CE EN352-1認証済み 聴覚保護 騒音対策 防音ヘッドホン ブラック

▽▼防音イヤーマフ『Buloge』のレビュー記事はこちらから

イヤホン

引用:楽天市場

持っている方が多い『イヤホン』

イヤホンで音楽を聴いていれば、その音楽の情報しか入ってこないので、上階の足音から気を紛らわすことができます。

ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンなら外部の騒音を打ち消す効果も期待できます。

ノイキャンイヤホンで、機械的にいらない音を消しちゃいましょう

▽▼”人の声を消す”ワイヤレスイヤホンが一押し

睡眠用遮音耳栓

引用:Amazon

「寝ている時に上階から物音がして起きてしまうんだ」という方なら、『睡眠用遮音耳栓』がおすすめです。

長時間装着しても痛くなりにくいシリコン素材で、寝返りしても邪魔だと感じにくいのだそう。

イヤーピースも4サイズ付属されているので、サイズが合うか心配な方にも試しやすいです。

防音テント

引用:Amazon

上階住人の足音の影響を受けないですむ『防音テント』

防音テント自体に防音性はありません。しかし、ダンボールの中にプレゼントを梱包してそのプレゼントを保護するのと同じで、部屋の中に設置する防音テント内は守られた空間になります。

つまり、防音テントの中なら音の気にならない生活が手に入ります。

防音テントの中は、仕事デスクも入るくらい広くて快適!

Bauhutte(バウヒュッテ) デスク用テント ぼっちてんと BBT1-130-BK

▽▼おすすめ防音テントの紹介記事はこちらから

天井防音すると得する人たちは?

天井を防音対策することで、うるさい足音に悩まされなくなります。以下のような人たちにこんなメリットが…!

  • 主婦・主夫:イライラしなくなる
  • 子育て中のファミリー:子供のお昼寝の邪魔をされなくなる
  • リモートワークの人:仕事の妨げにならない
  • 夜間勤務の人:昼間静かに眠れる
  • 学生:勉強に集中できる
  • クリエイター:細かい作業に集中できる
  • YouTuber:雑音が入らなくなるから、動画の質が上がる

一例になりますが、防音対策をすると今より質の高い毎日が手に入ります。

まとめ|相手は変えられない。変われるのは自分だけ。

上の階の足音がうるさくて困っている人におすすめの天井の防音対策のご紹介でした。

「なぜ自分がお金を払ってまで防音対策しないといけないんだ。」

「相手が悪いのに、なぜこちらがストレスを感じないといけないんだ。」

そう思われると思います、すごくよくわかります。

しかし、相手を変えることは無理だと思った方がいいです。自分が変わるしか、解決の道はありません。

だからこそ、自ら防音対策をして、自分を助けてみませんか?

あなたのストレスが少しでも軽くなることを願っています。

▽▼”引っ越しするか悩んでいる人だけ”に読んでほしい記事はこちらから

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NonSii編集長。3歳の男児を育てる一児の母。趣味はいつまでも美容とファッション。自分が音に敏感な方だと気付き、防音に目覚める。常に筋肉痛。

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