Column No.004 冬用コートで窓防音してみた
こんにちは!NonSii編集長のHisaです。
わが家大きめの腰窓があって、どうやらその窓からご近所のドタバタ足音が響いてきてるみたい…。
足音は振動音なので、24時間換気から漏れていたり他に原因があるのかもしれませんが、99%窓が犯人だと確信。
だって、耳澄ませると窓から聞こえてくるから!
ということで、本音は最強二重サッシで防音したいのですが・・・施工費が高い。
じゃあ防音カーテンかな〜と思ったけど、冬服で代用できるかも!?と思い立ったわけです。
結果、「効果ありでした」
なんと、使っていない服をカーテンレールにかけるだけで”-5dbの効果”を発揮したのです!!!
(実施した背景)寝かしつけ時のご近所のドタバタ足音がうるさい!
わが子の寝かしつけの時間帯は20時30分〜21時。
本を読み聞かせたり、今日幼稚園であったことを話したり、一通りのことを終えた後、部屋を真っ暗にして10分後ぐらいに寝付くのが日課です。
その部屋を真っ暗にして静かにしている最中に
「ドドドドド」という音。
初めはなんだろうなー?と思っていましたが、どうやらお隣のお子さんの足音だと判明。
そうか、お隣さんの子(3人)は保育園でがっつり3時間お昼寝の時間があると言っていたっけな。8時じゃまだ寝ないよね。
一軒家同士でも、子供の走り回る足音の振動音は聞こえてくるのですね。さすが強敵・振動音。
家族なら「うるさいから静かにしてー」と言えるけど、近所付き合いもあるし、そんなこと絶対に言えない・・・。
(なぜやろうと思ったのか)ウール生地は素材そのものに防音効果がある
なんで冬用コートで防音しようと思ったかは、3つ理由があります。
1つ目は、ニードルフェルトの記事です。
ニードルフェルトは、廃材になった衣類などを細かくほぐして繊維状に加工したもの。吸音効果が見込めてスピーカーの振動音対策にも使われるくらい防音効果があります。
”いらない服ならいっぱいあるよ?”
そして、2つ目に防音カーペットの記事です。
防音カーペットで使われる素材で、唯一ウールはそもそも素材として防音効果があります。
”ウール素材なら冬用の服で使われてるよね?”
最後に、3つ目は防音カーテンの記事です。
防音カーテンの効果を高めるには、カーテンで窓枠を覆うこと。
”窓枠を覆うのだったら今あるカーテンの上から更に何かで覆えばいいよね?”
以上、冬用コートを窓枠にかけるという偉業(異業?)に至った理由です。
(どうやったか)ひたすらコートを掛けまくる
カーテンをしている状態で、カーテンレールにひたすら服をかけていきました。
before
↓
after
こんな感じになりました。ただ、見ていただくとわかるように、コート丈が足らず、下の窓枠を覆いきれませんでした。
と、いうことで防音効果アップのために更に服を足していくことに・・・。
冬用コートが足りなくなったので、厚めのワンピースやニットも使いました!(圧がすごい)
その効果は…?
さて、効果はあるのかと疑わしいところ。
ということで、カーテン近くで騒音測定アプリを使い比較してみることに。
before
↓
after
平均測定値で比べると
28.74-24.06=4.68db
なんと、約5dbも下げることに成功しました!
実際に体感でも、その効果を感じることができました。
というのも、その日は風が強かったのでコートをかける前は窓際でウィンウィン風の音が聞こえていましたが、コートをかけていったらほとんど風の音が聞こえなくなりました。
冬用コート・・・恐るべし。
メリット・デメリット
メリット
- 費用0円
クローゼットで眠っていた服を使うので、出費ゼロ。コストがかからずにできます。
- カーテンレールに服をかけるだけ
ハンガーにかけてある服をカーテンレールにかけるだけなので3分でできます。
デメリット
- 見た目が悪い
これに尽きます。わが家の場合は寝室で他人が入ることがないので関係ないのですが、人にはちょっと見せられないかなと思います。
- カーテンレールの耐荷重問題
カーテンレールには耐えられる重さの基準があります。小さいものなら5kg、重量用なら80kgまで可能。わが家の場合はおそらく15kgぐらいまで可能なのでなんとか大丈夫でした。
まとめ
とてもチープな防音対策ですが、外からの騒音対策効果はバッチリありました。
やはり、厚めの布で窓枠を覆うと防音されるのですね!!!
ただ、見た目はとてつもなく悪いので、気になる方は”防音カーテン”をおすすめします!
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