床の防音対策はこれで決まり!騒音トラブル1位の「足音」に悩まない対策を解説
騒音トラブル1位は「足音が響く」
マンションやアパートにお住まいで、騒音に悩んでいる方は多いです。
株式会社AlbaLinkの集合住宅に住んでいる500人を対象にした騒音トラブルについてのアンケート調査によると、悩んでいる(いた)騒音トラブル第1位は「足音が響く」だったそう。
本記事では、「誰かの足音がうるさい時にできる対策」「自分の足音で迷惑をかけない対策」についてご紹介します。
面倒くさいトラブル回避のためにも、床防音しませんか・・・?
子供の足音でさえ50〜66dB。うるさい。
まず初めに、足音の騒音レベルはどの程度かについてお話しします。
音の大きさのレベルは「デシベル(dB)」という単位で表します。
画像引用:コスモスイニシア「マンションでの騒音」
子供の足音は約50〜66dBですが、子供より体重のある大人の場合は約70dB〜になると考えて良さそうです。
だいたい50dBを超えると人はうるさいと感じるので、足音は数値で見てもうるさいということがわかります。
足音はうるさい。だから、足音の防音対策はした方がいいです
上階や隣室の足音がうるさい時にすべき対策3つ
「上階の足音がうるさくて眠れない」とお悩みの時にできる防音対策をまとめました。
管理会社や大家さんに相談する
マンションやアパートにお住まいの場合は、まずは第三者である管理会社や大家さんに相談しましょう。
騒音問題は騒音主側である当事者は全く自覚していないケースが多いです。
管理会社が共有スペースに注意書きを貼ったり当事者に手紙を出すことで騒音を出していたという事実を知り、解決することもあります。
自分で騒音主に直接苦情を言うのは控えましょう。トラブルを招く原因になります。必ず第三者を挟みましょう。
国民生活センターの裁判外紛争解決手続(ADR)に相談する
管理会社に相談しても解決しない場合は、裁判外紛争解決手続(ADR)に相談しましょう。
ADRとは、当事者同士で解決できないトラブルがある場合、裁判まではいかないが第三者に間に入って解決してほしい時に利用できる機関です。
ADRを利用する際は、当事者がADRの窓口に申し立てをして、手続きをおこないます。
騒音を紛らわす防音アイテムを使う
上階の騒音が気になって仕方がない時は、防音アイテムでイライラを回避しましょう。
おすすめの防音アイテムをご紹介します。
防音イヤーマフ
引用:Amazon
1番のおすすめは『防音イヤーマフ』です。
防音イヤーマフはヘッドホン型の耳当てのこと。大きな音が出る狩猟や工事現場でも使われているくらい、防音性能が強力なのが特徴です。
どうしても上の階の騒音から逃げたい時は、防音イヤーマフをして耳をブロックしましょう。
「あっドタドタ始まったな…」と思ったら、防音イヤーマフで耳を守りましょう
▽▼防音イヤーマフ『Buloge』のレビュー記事はこちらから
イヤホン
引用:楽天市場
持っている方が多い『イヤホン』。
イヤホンで音楽を聴いていれば、その音楽の情報しか入ってこないので、上階の足音から気を紛らわすことができます。
ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンなら外部の騒音を打ち消す効果も期待できます。
ノイキャンイヤホンで、機械的にいらない音を消しちゃいましょう
▽▼”人の声を消す”ワイヤレスイヤホンが一押し
耳栓
引用:Amazon
耳が痛くなりにくいシリコン製の『耳栓』をご存知ですか?
スポンジ式のようにつぶして耳穴に入れないので、圧が感じにくく痛くなりにくいです。
付けたまま寝られる快適さなのだとか。
下階や隣室から足音クレームを受けない対策7つ
自分の足音を響かせないようにする方法は、防音アイテムを賢く生活に取り入れること。おすすめの防音アイテムをご紹介します。
防音カーペットを敷く
引用:楽天市場
遮音等級が定められている『防音カーペット』。
遮音等級とは、日本産業規格(JIS)で定められた床に対する防音の測定方法のこと。
最高ランクであるLL-35・LL-40等級の防音カーペットなら、衝撃音が「ほとんど聞こえない」レベルに騒音を軽減することが可能です。
値段がやや高めなところと床暖使用が微妙なところさえクリアできれば、床防音アイテムの中で1番おすすめできる足音対策アイテムです。
確実な防音性の高さが欲しいなら、防音カーペットは強いです
防音ジョイントマットを敷く
引用:楽天市場
カーペットは洗うのがめんどくさい…という方なら『防音ジョイントマット』がお手入れしやすくていいですよ。
「飲み物をこぼしても拭き取るだけでいい」「ヘタレてきた時の交換がラク」という手軽さは、カーペットにはないメリットポイント。
まだお子様が小さいご家庭なら、厚手のジョイントマットでお子さまの走り回る足音を防ぎましょう。
わが家も子供の赤ちゃん時代に厚み1.6cmのジョイントマットを使っていました。1cmタイプよりもふわふわして気持ちがいいし、2cmタイプよりも段差での転倒の心配がなくて、使いやすかったです!
防音畳を敷く
引用:楽天市場
畳のメリットは
- 有害な物質を浄化するクリーン効果がある
- サラッとした肌触り
- リラックス効果のある香り
- 抗菌作用
- 歩行音の吸収
と、挙げたらキリがないほど…。
畳のクッション性で足音を軽減させましょう。
「フローリングしかない部屋、実は物足りない」と感じていたなら『防音畳』おすすめです
▽▼防音畳について詳しく紹介している記事はこちら
静音ヨガマットを敷く
引用:楽天市場
夜21時以降にYouTubeで宅トレするなら『静音ヨガマット』を敷きましょう。
ヨガマットの素材はNBR(二トリルゴム)・TPE(熱可塑性エラストマー)・天然ゴムの中から選ぶのがおすすめ。防振効果が高めの素材です。
気分が上がるデザインのヨガマットなら、運動の習慣化ができるかもです
防音トレーニングマットを敷く
引用:楽天市場
『防音トレーニングマット』なら重い器具にも耐えられます。
たとえば、エアロバイクやローラー台、ダンベルを使うと器具を床に置いた時に「ガタン」という音を出しますよね。
あのガタン…実は下階の人に迷惑をかけている可能性大です。
音を響かせない強いトレーニングマットで、しっかりトレーニングに打ち込みましょう
ニードルフェルトを重ねて敷く
引用:楽天市場
今使用しているカーペットなどにプラスして下に敷く『ニードルフェルト』。
ニードルフェルトとは洋服の素材である毛・アクリル・綿・ポリエステルなどを組み合わせて作られた敷き材のこと。
吸音効果があることが文献からも証明されており(参考URL:https://sciendo.com/pdf/10.1515/aut-2017-0020)、「カーペットだけだと不安」という方はニードルフェルトも重ねて敷いておくと安心できます。
ニードルフェルトはローコスト商品。試してみる価値ありです
▽▼おすすめニードルフェルトについての紹介記事はこちら
防音スリッパを履く
引用:Amazon
実は、「スリッパの音がうるさい」という下の階からの苦情って多いです。ペタンペタンという音が耳障りなんだとか。
ということで、念には念を。音がしない『防音スリッパ』を履いておきましょう。
防音スリッパとは、床とぶつかるスリッパ底面部に防音加工がしてあるスグレモノ商品。
足に吸い付くようにフィットするので、パタパタ音がしなくなります。
どうせスリッパ履くなら、防音スリッパにしておくのが正解!
まとめ|気にならない床で、悩まない毎日へ
以上、床の防音対策についてでした。
足音対策をして、イライラやモヤモヤを解消しましょう。
あなたの悩みがゼロになることを願っています・・・!
▽▼あわせて読みたい「マンションにトランポリン設置はあり?なし?」